ロッテ・松川虎生「練習から試合を意識しながら」久々のスタメンでバットでも好結果。「勝たないとキャッチャーとして意味がない」

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2026年07月18日 09:00  ベースボールキング

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ロッテ・松川虎生(撮影=岩下雄太)
 5月24日の楽天戦以来のスタメンマスクとなったロッテ・松川虎生は16日の西武戦、打っては2安打、守っても先発・毛利海大、八木彬、中森俊介、鈴木昭汰、横山陸人の5投手を好リードし、チームを勝利に導いた。



 松川は2023年以来の開幕一軍を掴むと、3月27日の西武との開幕戦でスタメンマスクを被るなど、3・4月は15試合で先発出場したが、佐藤都志也の打撃が復調した5月以降は出場機会が徐々に減少。5月以降、先発マスクを被った試合はわずかに6試合しかない。



 ベンチで戦況を見守ることが多くなった中で、「試合をしっかりまずは見ながら、自分だったらというのを考えてというのと、バッターの反応、キャッチャー守っている時とベンチで見る時はベンチが見やすいと思っているので、バッターの反応を見ながら、そこを重点的に見ているのかなと思います」と、いつ出番が来てもいいように準備してきた。



 打席に立つ機会が限られる中で、一軍登録ながら二軍戦にも出場し、6月16日のオイシックス戦で1安打、翌17日のオイシックス戦で2安打、そして7月11日のハヤテ戦、0−1の5回無死一、二塁の第2打席、佐藤宏樹が3ボール2ストライクから投じた6球目のカットボールを右中間に放った2点適時打は良かった。



 「ファームですけど、なんとか自分のタイミングで打てているかなと思います。仕留めきれない部分があるので、タイミング、始動の部分は見返しながら、やっていければなと思います」



 一軍の試合前練習でも、「なかなか試合で打席に立つことが少ないですけど、練習から試合を意識しながら、どんどん自分の出力を練習で出すことを大切にしてやっています」と、試合を想定して打撃練習に励んできた。



 7月16日の西武戦、『8番・捕手』でスタメン出場すると、0−0の3回無死走者なしの第1打席、渡邉勇太朗が1ボールから投じた2球目のカットボールをレフト前に弾き返し、西川史礁の先制打につなげた。4−2の9回一死走者なしの第4打席、森脇亮介が1ボールから投じた2球目のストレートをライト前に弾き返しマルチ安打を達成。



 松川は5月24日の楽天戦でもマルチ安打を記録しており、先発マスクを被った試合は2試合連続での複数安打。さらにスタメンマスクを被った試合は現在5月8日のソフトバンク戦から4試合連続安打中だ。先発した試合はバットでも好結果を残している。



 「しっかり出られるチャンスがあれば、そこで結果を残して、勝たないとキャッチャーとして意味がないと思うので、しっかり勝ちをつけられるようなプレーをしていければなと思います」。7月12日の取材でこのように話していた松川は、有言実行の活躍で、約2ヶ月ぶりの先発出場でチームを勝利に導いた。入団した時は“打てる捕手”として期待されていた存在。守りだけでなく、バットでの貢献にも期待したい。



取材・文=岩下雄太

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  • 先制点の起点となる一本と、9回の4打席目にも一本打って、「マルチ安打」としたことは大きい。「専守防衛型」「自衛隊」捕手から脱皮できるか?。>続く
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