
「実家から離れた方がいい」そんなことはレイジに言われて分かっていたし、その通りだと思っていました。でも私は、なぜだか実家に向かってしまうのです。
家族LINEのやりとりを見て私が実家に向かおうとすると、レイジは止めてきました。



私が居ても、母も弟も、私のことなんて透明人間のような扱いで、スミレさんと3人で楽しそうに話しています。ただ、スミレさんはこんな私にも気遣いを見せてくれて。母と弟は相変わらず。
「私は、この子にどうなってほしいの……?」その答えを見つけるために、弟夫婦が実家に行くたびに、私も実家に行きました。
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自立した時点で、この家とは縁を切ったつもりでした。
けれどスミレさんの登場で、どうしても再び足が向いてしまうのです。
私は確かめたかったんだと思います。私だからいじめられていたのか。それとも私じゃなくてもよかったのか。
自分でもつくづく性格が悪いと思います。
それを知ったからといって、何をしたいかも分かりません。ただ放っておけなかった。
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私は「同情」とも「哀れみ」とも違う感情を抱き始めていたのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙

