17歳・坂元愛登「本当にぼくでいいのかな」 伊藤潤二作品の実写ドラマで挑んだ“恐怖”の演技

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2026年07月30日 20:00  ねとらぼ

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坂元愛登さん(編集部撮影)

 7月3日より放送がスタートしたテレ東系ドラマ24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」(毎週金曜深夜24時12分から)。


【画像】撮り下ろしショット


 本ドラマは、ホラー漫画の鬼才・伊藤潤二氏の傑作選を実写ドラマ化。多彩なキャストで“日常が崩れていく瞬間”のストーリーを描き、オムニバス形式で放送します。


 『父の心』で主人公の少年・折原司役を演じるのは、俳優の坂元愛登さん。ねとらぼでは今回、坂元さんに演じる上での苦労や、現場でのエピソード、見どころについて聞きました(※本記事では最後に、坂元さんのサイン入りチェキプレゼントキャンペーンを実施しています)。


『父の心』あらすじ

 折原司(坂元愛登)は、好意を寄せる同級生・美保の家を訪れる。そこには、すでに亡くなった2人の兄の遺影が飾られており、美保は「この家は呪われている」と怯えていた。さらに美保は、必要以上に父・遠堂(石原良純)を恐れている様子を見せる。


 やがて美保は別人のような異常行動を取り始め、違和感を抱いた司は、美保を救うため遠堂家の秘密に迫っていく。そこにはある恐ろしい真実と深い執着心が潜んでいた――。


オファーに「鳥肌がたった」 本格ホラーへの挑戦

――オファーを受けた際の率直な感想を教えてください


坂元さん:他のお話のキャストの方も大好きな俳優さんばかりでしたので、鳥肌が立ったというか……。「本当にぼくでいいのかな」とも思いましたし、「挑戦してみたいな」とも思いました。


――脚本を読んでの第一印象はいかがでしたか


坂元さん:ホラーって勝手にファンタジーみたいなイメージがあったんですが、『父の心』の脚本を読んで、そこまでファンタジーじゃないというか、すごく現実に近いなと思ったんです。


理由のない怖さみたいなところにホラーらしさを感じていたんですが、終盤で「なぜ父がそういう行動を取ってしまうのか」が明かされていくと、人間の根っこにある欲につながっている気がして。ホラーに対する意識が変わりましたね。


――司を演じる上で意識や工夫したこと、大変だったことを教えてください


坂元さん:脚本を読んで、司はとにかく愛を受けて育った、真っすぐな子なんだなと思ったんです。そこはすごく大切にしようと思いましたし、「美保のことが好き」という気持ちがないとこのお話は成立しないと思ったので、そこを意識して準備しました。


現場では、美保役の八木美樹さんと一緒にいることが多くて。お互いお芝居のやり方は全然違うんですが、だからこそ楽しかったですし、すごく真面目に美保という役と向き合っている姿を見て、ぼくも司になれた部分があるなと思います。


「もっと恐怖を感じないと伝わらない」 近藤監督とのやりとりで見つけた演技

――石原良純さんとも共演されていますが、大変だったシーンはありますか


坂元さん:そうですね……。ホラー作品ではありますが、オーバーに演じることは極力せず、とにかくナチュラルにただ恐怖を感じようと思ったんです。皆さんが想像するホラーのど真ん中をいかずに、少しそれたホラーで勝負したいと思っていました。


でも実際に現場に入ると、それはリアルではあるものの、もっと恐怖を感じないと見ている方は怖くないんじゃないか、と気付いて。そこからは、どう恐怖を膨らませていくか、という点に苦戦しました。近藤監督がよくヒントをくれたんですが、それが毎回すごく的確で。例えば「ただ怖がってほしい」という抽象的な指示ではなく、例えば「彼女が振り返る前に、“もしかしたらヤバい状況になっているかもしれない”と思っていたら、振り返って目が合った瞬間にもっと怖く感じるよね」とか、論理立てて説明してくださったので、すごくイメージしやすかったです。


――『父の心』で特に注目してほしいシーンはありますか


坂元さん:ホラーの世界に飛び込みつつ、自分が持っている武器は生かしたいなと思っていたので。冒頭の会話シーンでは、ホラー作品だということを忘れてしまうくらい、美保と自然に会話することだけを意識して演じました。もちろん恐怖も感じていただきたいですが、そういうふっと緊張がほどけるシーンも楽しんでいただけたらうれしいです。


――今回はホラーに挑戦されました。これまでもさまざまな役柄を演じられていますが、今後演じてみたい役はありますか?


坂元さん:これまで演じた役は、どれも“まっすぐ”な性格の役が多かったです。今度は、まっすぐではあるけど、どこかゆがんでいるような役に挑戦してみたいですね。サイコパスというわけではないんですけど、そういう類いの人物を演じられたらと思います。


(了)


ヘアメイク:原田なおみ(A2/igloo)


スタイリスト:伊里瑞稀


衣装:tk.TAKEO▲KIKUCHI




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