
小学生野球の高円宮賜杯第46回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントは8日、松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)などで1回戦が行われ、初出場の弓ヶ浜ベースボールキッズスポーツ少年団(鳥取)が11−4で高原野球スポーツ少年団(宮崎)に快勝した。
決勝は13日に開催される予定。
【8月8日:松山中央公園野球場で行われた試合のリポート】
▽弓ヶ浜ベースボールキッズスポーツ少年団(鳥取) 11−4 高原野球スポーツ少年団(宮崎)
「1番・捕手」が4安打
弓ヶ浜ベースボールキッズスポーツ少年団の「1番・捕手」渡部絢太が4安打3打点の活躍で初出場のチームに勝利をもたらした。
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一回、左翼への三塁打を放って先制のホームを踏むと、二回にも「芯に当たったしタイミングもよかった」と手応え十分の中越え適時三塁打。三回には左翼へ2点二塁打し、四回にも中前打を加えた。
逆方向への長打が光った左打者の渡部は「僕が(塁に)出ないと話にならない。次の対戦でもよい結果が残せるように頑張る」と前年優勝の長曽根ストロングスと当たる2回戦を見据えた。「世代は同じだからビビらず戦って、一点でも多くとって勝ちたい」と頼もしかった。
松永智明監督は「もともとセンスがあった。チームで一番足が速く、積極性がある」と不動の1番打者を信頼する。守備でも三回に好送球で盗塁を刺した渡部に「送球やフットワークはいいものを持っているし、今日は本当によく頑張ってくれた」と賛辞を送った(松本青空)
▽両川スポーツ少年団(新潟)6−4 旭町学童野球部(栃木)
「三振を狙いにいった」

初出場の両川スポーツ少年団の笹原撤太が投打でチームを引っ張った。
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まずは一回1死二塁の好機で打席に。外角高めを右中間へ弾き返し、先制の二塁打とした。そして圧巻は先発のマウンドで見せた投球だった。高橋豊監督が「いつもは打たせて取る投手」という持ち味ではなく、打者を圧する切れ味があった。一回2死から5連続三振を奪うなど10アウトのうち7アウトを三振で記録した。
笹原は「いいスタジアムでやるといいピッチングもできる。(背番号)1番を背負っているからには打ち取るだけでなく、三振も取らないといけない。今日は三振を狙いにいった」と序盤から全開の投球を納得の表情で振り返った。
先頭打者に出塁を許すことが課題で、この日も一回に先頭打者を歩かせた。だがそこからは力強かった。「今日はああいうところで三振を取れたのが良かった」と高橋監督は大舞台で飛躍したエースをたたえた。(齊藤拓真)
▽昭和ブルーホークス(北海道)4−2 本荘東ラ・ブルー(秋田)
エースの再登板で逃げ切り

昭和ブルーホークスの左腕エース、伊勢谷爽真が持ち味を発揮して勝利をもたらした。
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荻原泰士監督が「ボールが多かった」と振り返ったように立ち上がりは本調子とはいえなかったが、一回に一塁走者を「得意です」というけん制球で仕留めると、そこから調子に乗った。
4回2安打無失点で2番手につないだが、六回にピンチを迎えたところで荻原監督が「最後は伊勢谷しかいない」と再びマウンドへ。前の投手が残した走者も含めて2点を許したが、何とか逃げ切った。
伊勢谷は「やってやるぜという気持ちでマウンドに立った」と再度の登板を振り返り「気温にも影響されずプレーできた」と本拠地釧路市とは比べものにならない暑さでの力投を苦にしないようだった。(小川舞夏)
