『ABEMAエンタメ』の独自企画「Re:MAKE 〜拝啓、あの頃の君へ〜」に出演した安藤美姫(C)AbemaTV プロフィギュアスケーターの安藤美姫(38)が、14歳で女子史上初となる4回転ジャンプを成功させ、一躍注目を集めた後の苦悩を振り返った。過熱する報道や誹謗中傷にさらされ、「外に出るのが怖くなって、一回引きこもった時期もあって」と告白。精神的なストレスから摂食障害を患うほど追い詰められていた当時について語った。
【写真】過去の写真や娘のショットも公開した安藤美姫 安藤は、ABEMAの『ABEMAエンタメ』独自企画「Re 〜拝啓、あの頃の君へ〜」に出演。同企画は、人生のターニングポイントとなった過去の写真と向き合い、“あの頃の自分”へ言葉を贈るセルフドキュメント企画。今回、安藤は幼少期からの競技人生を振り返りながら、14歳で注目を浴びた後に経験した壮絶な日々を明かした。
2002年、14歳で女子史上初となる4回転ジャンプを成功させた安藤は、一躍脚光を浴びる存在となった。しかし、世間からの関心が高まるにつれて日常生活は激変。当時について「仕事で視聴率を取ったり雑誌を売ったりしないといけないので、今ならわかるけど…」と前置きし、「家の前や学校の前、スケートリンクの前に24時間体制でパパラッチの方が隠れていて…」と振り返った。
さらに、過熱した周囲の視線は日常生活にも大きな影響を及ぼしたという。「男性の成人雑誌にも載せられて、外に出るのが怖くなって、一回引きこもった時期もあって。家族にも顔を合わせられなくなったのは覚えています」と告白した。
自宅では「タンスをドアの前に置いて、誰も入ってこられないように。怖かったので」と、外部から身を守るために取った行動も明かした。さらに、自身のもとへ届いた手紙についても「ほぼ誹謗中傷でしたね」と語った。
14歳という年齢で競技の才能に注目が集まる一方、私生活まで過熱した視線にさらされる状況が続いた。安藤は当時、精神的なストレスから摂食障害を患うほど追い詰められていたという。競技で脚光を浴びた華やかな姿の裏側で、深刻な苦しみを抱えていたことを明かした。
一方、安藤にとってフィギュアスケートは、苦しい時期を支える存在でもあった。9歳の時に交通事故で父と突然の別れを経験し、「(ショックで)あまり記憶がない」と振り返るほどの衝撃を受けた。当時はすべての習い事に行けなくなっていたというが、スケートに誘ってくれた友人の「もう一回一緒に行こう」という言葉をきっかけにリンクへ戻った。
その後、教室の先生の「笑顔に救われた」といい、「最初はスケートが好きというよりも、“その先生の笑顔に毎日会いたいな”と思ったのがリンクに毎日通うきっかけになってそのまま続いた」と語った。幼少期にスケートと出会い、競技人生を歩んだ先で大きな苦悩を経験した安藤。その人生の転機を、過去の写真とともに振り返った。
現在は2013年に出産した長女・ひまわりさんと暮らす。13歳となった娘について「真逆ですね」「“コミュ力おばけ”です」と語り、自身が周囲との間に壁を作って生きてきた一方、娘が人とのつながりを作ってくれていると説明。「それは娘の力で今の自分が成り立っていると実感します」と感謝を口にした。
親子ゲンカをすることもあるというが、「どれだけケンカをしても、怒ったとしても、その日の夜は絶対にハグしてキスして寝るというのを毎日繰り返している」と告白。現在の親子関係について「姉妹というか親友のような関係でいられている」と明かしている。