
お笑い芸人で音楽プロデューサーの古坂大魔王は29日、テレビ朝日系列「ワイド!スクランブル サタデー」(土曜午前11時30分)に生出演。議長職をめぐる「政治とカネ」問題などで大混乱している福岡県議会の自民党県議団に対し、党幹部が来年春の統一地方選での「非公認」に言及したことをめぐり、あきれたようにコメントした。
自民党の鈴木俊一幹事長らは28日、福岡県連の松本国寛会長ら幹部と党本部で会談し、一連の疑惑について意見を聴取した。松本氏は会談後、党側から、現状のままでは県議への公認証を出せる状況にないと厳しい認識を示されたとし、自浄能力を発揮するよう伝えられたことを明かした。今回の福岡県議会の問題に対し、自民党本部が厳しい見方をしていることを浮き彫りにした。福岡の自民党県議団を巡っては「福岡県政のドン」といわれてきた蔵内勇夫前議長が25日、これまで公の場では否定していた県議の辞職に追い込まれるなど、混乱が収まる見通しは立っていない。
番組では、今回党本部が現状では「非公認」となる可能性にまで言及した経緯を検証。通常なら地元国会議員が調整するところ、県議の蔵内氏が絶大な権力を持つ「特殊性」から、今回党本部が介入するしかない判断がなされた可能性があるとも触れた。
党本部が動く事態になった経緯について見解を問われた古坂は、「ぼくがゆがんでいるんですかね。こういうのを素直に取れないんですよ」「裏が必ずあって、きっと話し合いをしてこういうふうに発表しときましょうか、といった感じもするし。これはもう、分かんないですよ。ただのゆがんだ考え方で」と、私見を口にした。
その上で、「でも、いろんな所で話を聴いてくると、おおもとの(県議による)告発も、いろんな意図を持ち、何よりも、こんなこと(金銭授受疑惑)が普通に今まであったんだということが、今、世に知れて問題になっているのを、きっとびっくりしているのは当の本人だと思う。今まで慣習でやってきたわけだから」と、皮肉交じりに指摘。「(福岡県議会の)慣習で、こんなに世の中ではびっくりされるんだということを、気付いてもらわないと。こんな慣習なんか、いつまであってもしょうがないのに、みんな『ありましたよ』と言うじゃないですか。芸能界でもありましたよね。いろいろと暴露されて、やっと気付いたという」と述べながら、「本当にこういうところがなくならないといけない」とも、訴えた。
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