安田章大「家では全裸生活。お料理する時だけ、前かけ」作品ちなみこだわり披露

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2026年08月29日 19:05  日刊スポーツ

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映画「平行と垂直」公開記念舞台あいさつを行う安田章大(撮影・中島郁夫)

SUPER EIGHT安田章大(41)が29日、東京・新宿バルト9で行われた、のん(33)とのダブル主演映画「平行と垂直」(小林聖太郎監督)公開記念舞台あいさつに登壇。劇中で演じた、自閉スペクトラム症でこだわりの強い兄大貴にちなみ、人には理解してもらえない、こだわりについて聞かれると「最近、いろいろ変わってるよねと言われるんですけど、家では全裸生活です」と答え、客席を笑わせた。


「平行と垂直」は、安田が、劇団ふくふくやを主宰し俳優としても活躍する山野海のオリジナル脚本に感銘を受け、13年の麻生久美子(48)とのダブル主演映画「ばしゃ馬さんとビッグマウス」も手がけた旧知の東映ビデオ・佐藤現プロデューサーに「これを映画化できないだろうか?」と持ち込んだことから企画が始動。そこに企画に共鳴した小林聖太郎監督(55)も加わり、自閉スペクトラム症(ASD)の専門家に監修を仰ぎながら約2年をかけて脚本を練り、企画の実現にこぎつけ、地元大阪で撮影し、兄と妹の感動と絆の物語を完成させた。劇中で、安田が自閉スペクトラム症で、きちょうめんでこだわりの強い兄の大貴、のんが妹の希を演じた。


安田は、全裸生活の中、料理の時は「ちゃんと前かけだけ着ける」と明かした。周囲に「上半身は大丈夫か?」と聞かれた際は「鍛えている」と答えるという。小林聖太郎監督(55)から「揚げ物の(調理をしている)時も?」と聞かれると「揚げ物の時は(油がはねても)耐えてますけどね。熱っとなった自分に、くそっ、と思います」と言い、笑った。劇中には、大貴が卵焼きを焼く調理のシーンが出てくるが「(映画は)大貴として見てくださいね」と客席に呼びかけた。


製作と撮影を通じ、自身に変化があったか? と聞かれると「より、強固なものになったと言ったら、よろしいのですかね? 人はそれぞれ違いますし、それぞれの普通がある、否定せず、しっかりと認め、肯定して待つこと、相手が嫌がった瞬間、もう1度、待つこと…それぞれのペースがあることを確認し直した」と答えた。その上で「発達障害があり、定型発達があるとするならば、診断をくだされれば、診断は確かにあるけれども、人として個性があり、それぞれの光り方があるのを、強く思った」と語った。


◆「平行と垂直」 自閉閉スペクトラム症の大貴(安田章大)と、兄を幼い頃から支えてきた妹の希(のん)兄妹は幼い頃に母親を亡くし、ネグレクト気味の父親から距離を置き、2人で懸命に生きてきた。大貴は、ほとんど会話をせず表情もあまり変わらないように見えるが、グループホームから自立を目指して、1人暮らしを始めた。全てを平行と垂直に並べる独特の規則を持つほど、きちょうめんでこだわりが強く、机に並ぶ食器も丁寧にそろえる。週に1度の希との食事の時間も決まって19時で、1分でも過ぎると落ち着かなくなる。カウンセラーの仕事をしている希は恋人からプロポーズを受け、一抹の不安を抱えながら兄と共に、婚約者の両親に会いに東京へ行くことに…。

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