
四国地方では、梅雨明け以降まとまった雨はなく、記録的な少雨となっています。四国の水がめである早明浦ダムでも貯水率の低下が深刻となっています。今週後半は雨が降りやすくなり、9月3日から4日ごろは雨量がまとまる可能性があり、貯水率の回復に期待がかかります。
早明浦ダムの貯水率と四国の降水量平年比

早明浦ダムは高知県の中央山間部に位置し、四国地方の利水を担い、「四国の水がめ」とも言われています。この早明浦ダムの貯水率の低下は深刻で、今日31日10時現在の貯水率は15.4%(平年82%)となっています。8月28日からは18年ぶりに第4次取水制限が開始されています。
四国地方は梅雨明け以降、高気圧に覆われて晴れた日が多く、局地的な雨はありましたが、広い範囲でのまとまった雨は降っていません。昨日8月30日までの45日間降水量の平年比(降水量)は、早明浦ダムのある高知県長岡郡本山町で平年比13%(77.5ミリ)、高知で31%(142.5ミリ)、松山で9%(15ミリ)、高松で6%(10ミリ)、徳島で5%(13.5ミリ)と極めて少なくなっています。
沖縄の南の海上の熱帯低気圧が今後24時間以内に台風になる可能性

現在、沖縄の南の海上を進む熱帯低気圧が今後24時間以内に台風になる可能性が出てきました。まだ不確実な部分はありますが、熱帯低気圧(または台風)は、今後西日本に近づく恐れもあります。また先週から本州付近では秋雨前線が停滞しており、熱帯由来の湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発となる可能性もあります。
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向こう1週間の天気 9月3日から4日ごろは広く雨 太平洋側では局地的に大雨となる可能性も

四国地方は、明日9月1日はおおむね晴れますが、その後は曇りや雨と天気がぐずつくでしょう。3日から4日ごろは熱帯低気圧や前線の影響で広く雨となり、まとまった雨となる可能性があります。これまでの少雨やダムの貯水率を一気に回復するには難しいものの、太平洋側を中心に局地的に100ミリを超える大雨となる可能性もあります。
明日から9月に入りますが、引き続き節水を心掛けるとともに、台風や秋雨シーズンとなりますので、雨への備えもしておきましょう。
