フェラーリ育成のF1昇格候補カマラが5度目のPP。宮田莉朋は8番手/FIA F2第10戦予選

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2026年09月04日 22:50  AUTOSPORT web

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2026年FIA F2第10戦モンツァ ラファエル・カマラ(インビクタ・レーシング/フェラーリ育成)
 9月4日(金)、2026年FIA F2第10戦の予選がイタリアのモンツァ・サーキットで行われ、ラファエル・カマラ(インビクタ・レーシング/フェラーリ育成)が最速タイムを記録。6日(日)に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。

 宮田莉朋(ハイテック/TGR-DC)は8番手となった。

 30分間の予選は気温32度、路面温度57度、湿度34パーセントというコンディションで開始された。各車路面コンディションが良くなるタイミングを狙い、最初のアタックが始まったのはセッション前半が終わろうかというタイミングだった。

 そんななか、フリー走行で最速タイムを記録したアレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/アルピーヌ育成/選手権4位)は最初のアタックの際、ターン8(アスカリ)へのブレーキングでフロントタイヤをロック、コースオフを喫しタイムを残せず。続けて2度目のアタックに入るも、今度はターン1でバランスを崩し、2回連続でアタックを止めてしまう。

 そんななか、残り14分というタイミングで1分31秒326を記録したカマラ(選手権3位)が暫定首位につける。フリー走行では複数回のコースオフを見せたカマラだったが、この時点で2番手につけるノエル・レオン(カンポス・レーシング)に0.255秒もの大差をつける快走ぶりを見せた。

 セッション前半の2度のアタックが失敗に終わったダンは暫定22番手という状況でセッション後半を迎えた。ダンは残り10分という早めのタイミングで、1セット目のタイヤのまま3度目のアタックに入ると1分31秒770を記録し暫定4番手につける。タイヤのマイレージ、トウ(スリップストリーム)が使えないクリアラップでのアタックだったことを考慮すればまずまずのタイムだったが、それでも暫定首位のカマラとの間には0.453秒もの差が開いていた。

 全車がピットに戻りフレッシュタイヤに履き替えると、残り6分より再びコース入り。最終盤の1アタック勝負に臨んだ。高速モンツァではトウの有無がタイムを大きく左右する。

 残り1分、最終ターン11(クルバ・アルボレート)の手前では隊列の最前列だったマリ・ボヤ(プレマ・レーシング/アストンマーティン育成)を先頭に大渋滞が発生。ロマン・ビリンスキー(ダムス・ルーカスオイル)はたまらずボヤをかわし、ビリンスキーを先頭に各車最後のアタックに入った。

 最終アタックの駆け引きのなか、カマラは自己ベストを更新することは叶わなかったが首位を死守。今季5回目のポールポジションを獲得した。0.057秒差の2番手にはジョシュア・デュルクセン(インビクタ・レーシング/メルセデスF1開発ドライバー)が続き、インビクタ・レーシングが予選ワンツーを決めた。

 フリー走行最速のダンは自己ベストを更新するも、カマラには0.146秒届かず3番手。選手権首位のニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング/レッドブル育成)は6番手、選手権2位のガブリエレ・ミニ(MPモータースポーツ/アルピーヌ育成)は11番手となった。

 宮田はカマラから0.550秒差の8番手。宮田のチームメイトのコルトン・ハータ(ハイテック/キャデラックF1テストドライバー)はカマラから1.083秒差の20番手となった。

 土曜日のスプリントレース(決勝レース1)のグリッドは予選上位10台がリバースグリッドで決定され、10番手タイムを記録したジョン・ベネット(トライデント)がリバースポールポジションを獲得している。

 2026年FIA F2第10戦モンツァのスプリントレースは、日本時間5日(土)の21時15分(現地時間14時15分)より、21周もしくは45分+1周で行われる。宮田はスプリントレースを2列目3番グリッドからスタートする見込みだ。

 なお、日本時間5日(土)の18時30分(現地時間11時30分)より、2027年型のFIA F2車両がお披露目される。

追記:予選終了後複数のドライバーに対しペナルティが下った。

・暫定11番手ガブリエレ・ミニ(MPモータースポーツ):キアン・シールズ(AIXレーシング)に対する走路妨害で3グリッド降格(スプリント&フィーチャーの両レース)。
・暫定13番手マリ・ボヤ(プレマ・レーシング):安全上の理由なく過度に減速しアクシデントの要因となったことを理由に3グリッド降格(スプリント&フィーチャーの両レース)。
・暫定6番手ニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング):モントーヤにに接近し、不安定な走行を行った。モントーヤが回避行動のためコース外に飛び出す要因となったことを理由に3グリッド降格(スプリント&フィーチャーの両レース)。


・暫定16番手ディーノ・ベガノビッチ(ダムス・ルーカスオイル)・暫定4番手ノエル・レオン(カンポス・レーシング)・暫定14番手セバスチャン・モントーヤ(プレマ・レーシング)・暫定21番手クッシュ・マイニ(ARTグランプリ)

以上4名はレースディレクターによる『練習および予選におけるエチケット』に従わず、3グリッド降格(スプリント&フィーチャーの両レース)。『速いラップを走っていないドライバーは、レーシングラインから外れるようあらゆる努力をしなければならない』、『練習走行/予選走行中は、いかなる場合もドライバーが横並びになってはならない』という指示に従わず、予選終盤のアクシデントに関与した。


■2026年FIA F2第10戦モンツァ 予選正式結果



Pos./No./Driver/Team/Time/Laps
1/1/R.カマラ/インビクタ・レーシング/1'31.326/10
2/2/J.デュルクセン/インビクタ・レーシング/1'31.383/9
3/15/A.ダン/ロダン・モータースポーツ/1'31.472/11
4/5/N.レオン/カンポス・レーシング/1'31.581/9
5/14/M.ステンスホーン/ロダン・モータースポーツ/1'31.675/11
6/6/N.ツォロフ/カンポス・レーシング/1'31.736/9
7/17/T.イントラフヴァサク/ARTグランプリ/1'31.848/9
8/3/宮田莉朋/ハイテック/1'31.876/10
9/10/O.ゲーテ/MPモータースポーツ/1'32.003/9
10/25/J.ベネット/トライデント/1'32.038/9
11/9/G.ミニ/MPモータースポーツ/1'32.071/9
12/8/R.ビリンスキー/ダムス・ルーカスオイル/1'32.099/9
13/12/M.ボヤ/プレマ・レーシング/1'32.099/9
14/11/S.モントーヤ/プレマ・レーシング/1'32.107/11
15/23/R.ヴィラゴメス/VAR/1'32.230/10
16/7/D.ベガノビッチ/ダムス・ルーカスオイル/1'32.236/9
17/22/N.バローネ/VAR/1'32.303/10
18/24/L.ファン・ホーペン/トライデント/1'32.391/9
19/20/E.フィッティパルディJr./AIXレーシング/1'32.404/9
20/4/C.ハータ/ハイテック/1'32.409/10
21/16/K.マイニ/ARTグランプリ/1'32.413/9
22/21/C.シールズ/AIXレーシング/1'32.835/9

[オートスポーツweb 2026年09月04日]

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