
お笑い芸人のグレート義太夫さん(本名・鈴木正之さん)が9月7日、東京・中野区の自宅マンションで亡くなっていたことが分かった。67歳だった。義太夫さんは自宅マンションの階段で倒れているところを発見され、搬送先の病院で息を引き取ったという。
’83年にビートたけし(79)に弟子入りし、「たけし軍団」の一員として『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)や『スーパーJOCKEY』(日本テレビ系)など、80年代から90年代にかけて数々のバラエティ番組で人気を博した義太夫さん。ドラムやギターの演奏を得意とするミュージシャンの顔も持ち、俳優としても映画や舞台で活躍した。
義太夫さんの所属事務所TAPは8日、公式サイトで訃報を公表。軍団の一員であるお笑い芸人・つまみ枝豆(68)が事務所社長を務めているが、枝豆の妻・江口ともみ(58)は同日放送の『ゴゴスマ〜GOGO!smile〜』(TBS系)に出演し、義太夫さんが発見された経緯を説明した。
「江口さんによれば、第1発見者はたけしさんの元弟子で、義太夫さんが懇意にしていた人物だそうです。発見の約1時間前に義太夫さんから電話をもらい、“片付けを手伝ってほしい”との依頼を受けて自宅に向かったところ、階段で座り込んでいる義太夫さんを発見したということです。
第1発見者からの連絡を受け、江口さんも枝豆さんと急いで駆け付けたそうです。また、義太夫さんの死因が公表されていないことについては、『警察の検視がありますので、死因を特定して、発表ができていないのもそういうことなんですけど』と説明していました」(スポーツ紙記者)
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「たけし軍団」の加入から40年以上にわたって芸能活動を続けてきた義太夫さんだが、病と向き合い続けた人生でもあった。
「義太夫さんは36歳だった’95年に糖尿病と診断され、’07年からは糖尿病性腎症による腎不全のため、週3回、1回5時間の透析治療を続けていました。自身のブログでは闘病生活をつづり、’09年には糖尿病の発症から透析に至るまでの経緯をつづった著書『糖尿だよ、おっ母さん!』(幻冬舎刊)を出版。メディアのインタビューにも積極的に応じていました。
また、’24年9月には心筋梗塞で倒れ、10時間にも及ぶ手術を受けていたことも公表。今年4月に公開された『CHANT WEB』のインタビューでは、“朝9時までにブログを更新しないと軍団のメンバーから生存確認の連絡がくる”とも明かしていましたね」(前出・スポーツ紙記者)
毎日のようにブログを更新していた義太夫さんは、最近も自身の病状について赤裸々に明かしていた。
例えば、今年7月21日のブログでは、透析治療に関連した鎖骨下静脈拡張の手術を受けるため、《もう何度もやっております手術です。明日退院できますし》と入院を報告。8月24日には《普通に寝ていると。保って2時間…。それを超えるとどう頑張っても腰が痛くなってくる。楽な姿勢がない》と、ベッドに横たわり、げっそり痩せた自身の写真とともに腰の痛みを訴えていた。
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そして、亡くなる直前の9月5日には《氷食症。無性に「氷」が食べたくなる》とつづり、自身で調べた貧血や鉄分不足、ストレスといった原因に触れ、《思い当たる節は多々ある 何かストレス抱えてるのかな…》と吐露。
さらに《もう一つの悩みが「口呼吸」》と明かし、《鼻が詰まっている訳でもないのに、寝ると口で呼吸していて、口の中がカラッカラで目がさめる。昔はこんな事なかったんだけどなぁ、口を閉じている筋肉が弱くなったのかな こっちも何とか原因突き止めたいよね、これ以上体に「不具合」現れないでほしい》と願っていた。
そんな義太夫さんは、亡くなった当日の早朝もブログを更新しており、《おはようございます。予報通りの「雨」都庁も見えません 新島が心配です…》と天気を心配していた。
いっぽう同ブログでは自身の活動も告知しており、ラジオ番組『グレート義太夫のお笑い音楽館』(東京ネットラジオ)については《9月分は、9/19日更新です》とアナウンス。また、YouTubeチャンネル「たけし軍団TV」についても、《11/20生配信だぜ!》と意欲的に告知していた。
満身創痍で闘病しながらも、生きる意欲を見せていた義太夫さん。あまりにも突然の訃報に、ネットニュースのコメント欄では惜しむ声が次のように広がっている。
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《寂しい…ただただ寂しいです》
《信じれん。義太夫さんはまだまだ若いのに。舞台楽しみにしてたのに。すごくショック! 長い間活躍お疲れ様でした。天国でもう一暴れ!して下さい》
《寂しくなりますね。お空へ逝くのは少し早くないですか。ご冥福をお祈りいたします》
そうしたなか、“師匠”のたけしも同日に公式HPで《みんな歳とったな。いずれみんなも追いかけるから。また会おうな》と追悼。同じ軍団で活動をともにした元宮崎県知事の東国原英夫氏(68)も、Xで《今、タップの社長・枝豆君に確認した。どうやら事実らしい。ショックである。心からご冥福をお祈りいたします!》と悼んでいた。
優しい笑顔と温厚な人柄で、“いじられキャラ”として愛されてきた義太夫さん。その軌跡は、これからも多くの人々の記憶に残り続けることだろう。
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