限定公開( 1 )

有村架純(33)が9日、都内で行われた、石田ひかり(54)と映像作品初出演の姫野花春(16)とのトリプル主演映画「さとこはいつも」(沖田修一監督、18日公開)公開直前トークイベントに出席した。作品にちなみ、自身のクセについて語ったトークの中で、フリップに「いつも深呼吸する癖がある」と書いた。その上で「集中すると呼吸を忘れがち、息をしていなかった時がある。撮影中、緊張しいだったりするので、自分に勝つために、おなかに空気を吸い吐く、というのをやっていますね。さっき、しましたね。ここに座ってもしていました」と明かした。
「さとこはいつも」は、長編映画デビュー20周年の沖田修一監督(49)が脚本から手がけたオリジナル作品。初共演の3人は、姫野が初めての恋を持て余し妄想が暴走していく15歳の中学3年生の中井聡子、有村が不倫も仕事もスランプ気味で迷走中の35歳の映画配給会社勤務の西田沙都子、石田は子育てが一段落した久々の自分時間で、かつて抱いた小説家の夢に目覚めた55歳の飯島里子を演じた。年齢も育った環境も異なる3人の「さとこ」が、降りかかる出来事や妄想をきっかけに自由で、みっともなくて、いとおしい日々を自分の物語として書き始めていく中で、人生が交差していく物語。
中でも、有村が演じる沙都子は、オダギリジョー(50)が演じる取引先の印刷会社の村本健吾と6年にも及ぶ不倫の日々の中、腹部を刺され、「いっったあぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!」と絶叫し、入院してしまう。有村は「35歳。新人でもなく、かといってベテランでもない中間で、まだ誰かの教えも欲しいけど、仕事できるよねと任されるような年齢」と役どころを評した。その上で「このペース、マインド、職場でやり続けて良いんだっけ? と立ち止まりつつ、仕事があるから進んでいく葛藤…迷いがある沙都子さんが生まれれば良いなと思い演じさせていただきました」と役作りについて語った。さらに「私生活の、倦怠(けんたい)期を迎えた6年間の不倫も、このままじゃいけないと分かりつつも、プライベートもうまく切り離せず、ズルズル生活してしまう複雑さを抱えた女性を意識して演じました」と続けた。
沖田監督の台本を読んだ段階で「監督の過去の作品も拝見させていただくくらい、すごく好きで。お話を伺った時、本当にうれしくて、台本を読んだ時もワクワク、胸のときめきを覚えています」と前のめりになったという。完成した本編を見て「高揚感に満ちあふれましたし、見て『面白すぎるんだけど』と言っちゃい、声を出して笑ってしまい、感動しました」と振り返った。
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