舞台「Mother」プロデューサー兼務のワッキー、目標は「全公演満席」今年の主演は酒井美紀

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2026年09月10日 15:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「Mother〜特効の母 鳥濱トメ物語〜」に向けて会見した左からワッキー、酒井美紀、松本明子

女優酒井美紀(48)、タレント松本明子(60)、お笑いコンビ、ペナルティのワッキー(54)が10日、都内で舞台アース製薬presents「Mother〜特効の母 鳥濱トメ物語〜」(10月21〜25日、東京・シアターH)に向けた会見を行った。


昨年から出演者としてだけではなく、舞台のプロデューサーも務めるワッキーは「全公演満席を目標としております。最高の『Mother』をお届けしたい」と宣言。初日上演前には全公演のチケットが完売した昨年よりも、2倍近い座席数となった会場で行う、8公演全て満席にすると意気込んだ。


戦時中、特攻隊員を見送り続けた実在の女性、鳥濱トメが営む食堂を舞台にした物語。特攻隊員たちから「母」と慕われた主演のトメ役を務める酒井は「トメさんは本当に愛が深い方。特攻隊員一人一人、自分の息子という思いを抱いていたのではないかと思います。トメさんの思いを演劇の中で伝えつつ、こういう事実があったことも、これから伝えていくべきこと。全力で頑張りたいと思います」と、力を込めて話した。


09年から始まり、コロナ禍などで3年間の中断を経て、今年で15回目となる舞台は、これまで大林素子、浅香唯がトメ役を演じてきた。酒井は今年が初出演だが舞台は「6年前に見ています」と、内容も雰囲気も心得ている。キャストは1舞台52人、一部はAチーム、Bチームに分かれて2人が同じ人物を演じるため、総人数は62人にも及ぶ。酒井は「こんなに大所帯のお芝居は久しぶり。でも家族のような空気が、稽古場から出てきたらいいなと思います」と、チームワークの良さが培われることで、トメの持つ温かい空気感が伝わる舞台にしたいと、上演後もイメージして語った。


特攻隊員の母親役を演じる松本は「ワクワク、ドキドキしながら、酒井さんの温かさに包まれる稽古場になる、お芝居になる、舞台になると信じております。ワッキーさんは、自分のことよりも、みんなのことに一生懸命に動かれる方。すばらしい芸人さんであり、1人の人間として惚れております」と、しみじみと語った。座長として引っ張る酒井、プロデューサーとして影からキャストやスタッフを支えるワッキーへの全幅の信頼を口にし、上演を心待ちにしている様子だった。


13年から出演するワッキーは、昨年までは特攻隊の隊長役を務めていたが、今年からは警察署長の福田勉役を務めることになった。「そこの部分はちょっとドキドキしています」と、これまでにない緊張感があるという。「酒井さんと絡むシーンが、すごく多くなるので、しっかりと稽古したい。『ザ・女優さん』と『ザ・芸人』がやるので、食らいついていきたい」と、出演者としての意気込みを語った。またプロデューサーとしては「どの国の方が見ても『戦争はしちゃいけない』『世界中、仲良くしなくちゃいけない』と思う作品だから、僕はずっと続けています。そこが1番強く感じます」と、出演者の思いを代弁するように力説。1人でも多くの人に、届いてほしいと願っていた。

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