政府開発援助(ODA)の戦略的活用に関する提言書を有識者会議の縣公一郎座長(右)から受け取る茂木敏充外相=10日午後、外務省 外務省の有識者会議は10日、政府開発援助(ODA)の戦略的活用に関する提言をまとめ、茂木敏充外相に手渡した。ODAの中長期的な成果を見据え、対象国のニーズを適切に把握し、対応するための体制強化を要請。茂木氏は「国際情勢が一層厳しさを増す中、ODAの戦略的な重要性が高まっている。提言を踏まえ、具体的な実施に向けて検討したい」と応じた。
提言は、ODAが途上国の支援だけでなく、日本の安全保障を支える基盤になっていると強調。外務省と国際協力機構(JICA)が「戦略対話」を立ち上げ、目的や成果について共通認識を持つことが重要だと訴えた。