『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』で2年ぶりMMA復帰戦に勝利した平本蓮 ■『ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』
(10日・京セラドーム大阪)
第6試合/MMAルール 66kg
◯平本蓮
●カルシャガ・ダウトベック
(3ラウンド判定2−1)
右肩の負傷による長期欠場から774日ぶりにMMA復帰戦に挑んだ平本が、強豪のダウトベックに勝利。試合前インタビューで「死闘上等。バチバチに盛り上げて、1番面白い試合にしたい」と語っていた通り、すべてを出し切った戦いで勝ち切った。
【動画】壮絶な殴り合い!『超RIZIN.5』平本蓮vs.ダウトベック 2024年7月28日の『超RIZIN.3』で朝倉未来に1ラウンドでKO勝利も、翌25年2月に負傷した右肩を手術し、厳しいリハビリに励んできた平本。復帰戦の相手に自ら強豪のダウトベックを指名し、華々しいカムバックを誓ってリングに上がった。
THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」で入場した平本は、選手コールでおなじみになっている中指立ても披露し、午後8時21分にゴングが鳴らされる。いきなり鋭いパンチが交錯した瞬間、ダウトベックが早くもタックルを仕掛けてテイクダウンに成功。逃げ出そうとする平本の顔面にダウトベックの左のパンチがヒットするも、負傷期間中に組技の練習も徹底した平本がエスケープに成功すると、会場から大歓声が飛ぶ。
スタンドの攻防に戻り平本がパンチで距離を取るも、ダウトベックが一気に詰めて左フックを見舞い、平本がグラつく。さらに追い打ちをかけてコーナーに追い込まれるピンチを迎えるが、驚異的な打たれ強さで状況を戻す平本。残り30秒でダウトベックがタックルを仕掛けたところで1ラウンドが終了した。
2ラウンドも序盤は打撃勝負となるが、平本の蹴り足を掴んだダウトベックが押し倒してグラウンドで上を取るも、平本が立ち上がる。平本の左のカーフキックを嫌がったダウトベックがコーナーに押し込みタックルを狙うが、平本も簡単には倒させない。構えをオーソドックスに変えた平本は、ダウトベックの左足にカーフキックを連続でヒットさせ、ダウトベックが組み付くが平本がさばいて主導権を渡さず。
迎えた運命の3ラウンド、大声で叫び気合を入れた平本は、鋭い打撃をヒットさせるもダウトベックも前に出る。巧みに構えをスイッチする平本が右の三日月蹴りからボディへのパンチを当てると、ダウトベックは明らかにダメージを受けて後退。ここを勝機と見た平本が前に出ると、それを待っていたようにダウトベックがタックルに入り、時間を経過させることに成功する。
残り1分、打撃戦を嫌いタックルを狙うダウトベックが寝かせ続けて試合が終了。直後に涙を浮かべた平本だったが、判定で見事に勝利した。
勝ち名乗りを受けた平本は「帰ってきました。すみません、試合が終わったあと、1ラウンドでKOするつもりだったのにKOできなくて泣いてしまいました。勝利は当たり前なんで」と数分前の自分を否定するようにアピール。
そして「もっと強くなって大みそかに帰ってくるんで、3ヶ月後また会いましょう。相手は誰でもいいです。もっと強くなって帰ってきます」とあいさつした。