
<DeNA8−1ヤクルト>◇10日◇横浜
雨のハマスタに快音が響いた。3点リードの3回2死一塁。DeNA井上朋也内野手(23)がヤクルト吉村の直球を捉え、2号2ランを右中間席に放り込んだ。「自分のポイントで打つことができました」。前夜の移籍後初本塁打から、2試合連続で豪快な放物線を描いた。
興奮冷めやらぬ中、古市尊捕手(24)もメモリアル弾で続いた。吉村の初球を仕留め、左翼席へ確信の1発。雨を切り裂く5年目でのプロ初アーチだった。「人生で一番最高でした」と喜びをかみしめながら、ダイヤモンドを1周。本拠地の大歓声を浴びた。
同学年の2人。古市は西武にFA移籍した桑原の人的補償で、井上朋はソフトバンクからトレードでDeNAに加わった。古市は「あの捕手陣の中に割って入れるのかなと思ったのが現実。正直プレッシャーもありました」と加入当初を回顧。新天地で出場を重ね「どんなかたちであれ、1軍の戦力になれているのはうれしい。自分らしい味を出していければ」と自信を深めている。
古市の好リードも光り、チームは4位ヤクルトに連勝。ゲーム差を5・5まで広げた。相川亮二監督(50)は「毎日1試合取るためにみんなでやってるだけ。これからも変わらず、残り試合を全力で戦っていきます」ときっぱり。借金は「4」。1つでも多くの白星を積み重ねていく。
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