
俳優、ナレーターの森本レオ(もりもと・れお、本名治行=はるゆき)さんが9月4日、死去した。83歳だった。森本さんの所属事務所が11日、発表した。
この日夜、報道各社にファクスを送信。原因不明の突然死で、とても穏やかな顔で旅立ったと明かした。葬儀は、故人及び、遺族の意向により、家族のみで行ったとし、お別れの会などは予定していない。
役者としては名バイプレーヤーとして活躍した森本さん。声優、ナレーターとしても確かな技量を発揮し、人気アニメ「きかんしゃトーマス」では日本版の初代ナレーターを担当した。
名古屋市出身で、日大芸術学部を卒業。かつて、取材に、もともとは「脚本家志望だった」と明かし、アルバイト感覚で俳優業に触れていたと語っていた。
取材にあたっては、職業について「俳優ではなく『本業フーテン』と答える」と話したこともあった。
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俳優としての本格デビューは、1972年のTBS「地の果てまで」。主演近藤正臣の友人役だった。台本通りにセリフを言わず、毎回違う動きをしていたが、「監督が怒りながらもOK」していたとも告白。
そもそも、芸名「レオ」についても、「俺(おれ)」を逆さにし、名付けたと話しており、自由奔放な生きざまでも人々を魅了した。
◆森本レオ 本名森本治行。1943年(昭18)2月13日、愛知県名古屋市生まれ。日大芸術学部卒。67年NHK「高校生時代」でデビュー。68年東海ラジオ「ミッドナイト東海」DJで人気者に。70年シングル「親父にさよなら」のヒットを機に上京。映画「花心中」や、テレビ「ロングバケーション」「ショムニ」など人気作に多数出演。声の仕事でも活躍した。
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