第83回ヴェネチア国際映画祭閉幕 金獅子賞はコンペ部門唯一の女性単独監督作『Woman Unknown』
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2026年09月14日 14:01 cinemacafe.net

『Woman Unknown』©APOLLO12日(現地時間)、第83回ヴェネチア国際映画祭が閉幕した。最高賞の金獅子賞は、メイ・エル=トーキー監督作『Woman Unknown(英題)』が受賞した。本作は、第二次世界大戦中にドイツ兵と親密な関係を持ち、そのことで将来を脅かされる若い家政婦を描く、デンマーク・スウェーデン・ラトビア合作のドラマ。コンペティション部門の出品作の中で、女性が単独で監督を務めた唯一の作品だった。主演のマチルデ・アルセルも女優賞に輝いた。
今年の同映画祭で審査員長を務めたマギー・ギレンホールは、開幕初日の会見で、女性映画製作者の少なさについて「構造的な問題がある。女性が映画の資金を調達するのは、より難しい」と指摘していた。これを受け、メイ・エル=トーキー監督は金獅子賞受賞後、審査員たちに感謝を述べるとともに、「あなたが声を上げて、この業界で女性映画製作者に平等な機会がまだ十分に与えられていないことを伝えてくれたことに、心から感謝します」とマギー・ギレンホールにも感謝を伝えたという。「Variety」誌が報じた。
なお、銀獅子賞(審査員大賞)はイ・チャンドン監督の『もしもの愛』、銀獅子賞(監督賞)はイリヤ・フルジャノフスキー監督の『DAU(原題)』、男優賞は『ワイルド・ホース・ナイン』のジョン・マルコヴィッチ、審査員特別賞はユヴァル・アブラハーム&ラヘル・ショール監督の『NAZA(原題)』が受賞した。
(賀来比呂美)
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