耐久育ちのニコ・バローネがFIA F2に別れ「簡単な決断ではなかった」

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2026年09月17日 17:21  AUTOSPORT web

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2026年FIA F2第2戦マイアミ ニコ・バローネ(VAR)
 VARから2026年FIA F2に参戦するニコ・バローネが9月17日、今季FIA F2の残り3戦に参戦しないことを明らかにした。

 2000年12月生まれのバローネはアルゼンチン出身の現在25歳。BRDCイギリスF3参戦を経て、2021年以降はLMP2やLMP3によるスポーツカーやGTレースを主戦場としてきた。

 2025年はWEC世界耐久選手権にプロトン・コンペティションからフルエントリーし、最高峰ハイパーカークラスの99号車ポルシェ963をドライブ。また、ル・マン24時間レースにおいては参戦初年度の2023年にGTEアマクラス、参戦2年目の2024年にLMP2プロアマクラスを制している。

 2026年はFIA F2に参戦し、久々にフォーミュラカーレースを主戦場としたが、FIA F2開幕前の1月にはコルベット・レーシング・バイ・プラット・ミラー・モータースポーツからデイトナ24時間レースに参戦したほか、WEC第4戦サンパウロではTFスポーツの33号車シボレー・コルベットZ06 GT3.Rをドライブ。サンパウロでは4カ月ぶりの耐久レース参戦だったこともあり、バローネは耐久レースが「恋しかった」とコメントしていた。

 耐久レースでの活躍が際立つ一方、FIA F2では第11戦マドリードまでの22レースで入賞3回に留まった。最高位は第2戦マイアミのスプリントレースでの4位、ドライバーズランキングは獲得15点で、22名中暫定20位と苦戦していた。

 バローネにとって今季最後のFIA F2参戦となった第11戦マドリード。彼はフリー走行で2番手タイムを記録も、予選でクラッシュ。スプリントレースはクッシュ・マイニ(ARTグランプリ/アルピーヌ育成)に追突されリタイアとなり、フィーチャーレースは15位で入賞には届かなかった。

 マドリードの週末を終えて4日後、バローネはSNSを通じ「激動の1年を経て、チームと協議した結果、VARとの2026年FIA F2カレンダーを継続しないことを決定した」と発表した。

「簡単な決断ではなかったけど、これは前進し、今後のキャリアを見据えるためにも正しい道だと信じている」

「チーム全員、スポンサー、協力者のみんな、そして特に、最も困難なときでさえも、常に画面の向こうから応援し、支えてくださったみんなに、心から感謝している」

「そして、ヴィラゴメス一家(チームメイトのラファエル・ヴィラゴメスの家族)には、特に感謝している。僕たちを温かく迎え入れてくれ、この道のりの間、信じられないほど素晴らしいかたちで寄り添ってくれたことに、深く感謝している」

「近いうちに、僕の将来についてお伝えできることを楽しみにしているよ。みんなの支えに、永遠の感謝を」

 バローネはこれまで華々しい実績を積んできた耐久レースの世界に返り咲くのか、それともフォーミュラ・カテゴリーでの活動が続くのか。その動向が注目される。なお、VARはFIA F2次戦バクーで日本の山越陽悠を起用するとしている。

[オートスポーツweb 2026年09月17日]

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