【4アウト ─もう一度、プレイボール─】相葉雅紀“監督”率いるチームメンバーの場面写真が公開 実際に障害をもつキャストもオーディションで抜てき

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2026年09月18日 14:00  オリコンニュース

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11月6日公開の映画『4 アウト ─もう一度、プレイボール─』©2026映画「4アウト」製作委員会
 タレントで俳優の相葉雅紀が主演を務める映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』(11月6日公開)の場面写真が解禁された。相葉演じる障害者野球チーム監督・矢上が率いる個性豊かなチームメンバーの姿を捉えた場面写真が到着した。

【場面写真】まさに監督の顔!鮮やかなブルーのユニフォームを着用した相葉雅紀”矢上”

 今作は、作家・平山讓氏によるノンフィクション小説『4アウト −ある障害者野球チームの挑戦』(中央公論新社刊)を原作に、東京に初めて結成された身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」創設の実話を映画化した感動の物語。

 主人公は、社会人野球で戦力外通告を受け、夢を失った男・矢上雄一(相葉)。再就職先の障害者スポーツセンターで「野球がしたい」と願う仲間たちと出会い、身体障害者野球チームの監督として新たな挑戦を始める。かつて夢を諦めた男と、これまで限界を決められてきた仲間たち。野球を愛し続ける人間たちそれぞれの人生が交わることで、くすぶっていた人生が輝きだしていく。

 身体障害者野球とは、障害者手帳を持つ選手たちが軟式ボールを使って行う野球で、走れない打者への代走制度など、障害の特性に配慮した独自のルールが適用される。世界の盗塁王・福本豊氏の「キャッチボールやろうや!」の一言から、1993年に特定非営利活動法人日本身体障害者野球連盟(JDL)が発足し、33年が経過した現在、全国36チーム、登録選手約1000人が、毎年春と秋の全国大会を目指して活動している。

 選手たちはそれぞれ全く異なるハンディキャップを身体に抱えているため、自分自身の身体の特性を生かしたプレースタイルを研究。トップチームになるとプロ顔負けの凄まじい剛速球を投げ込むピッチャーも多く、巧みな工夫で躍動する選手たちの高い技術とダイナミックなプレーは圧巻だ。

 2006年WBCでの日本の優勝をきっかけに、日本で開催された「世界身体障害者野球大会」は、“もうひとつのWBC”と呼ばれ、長嶋茂雄名誉監督が自ら大会の実行委員長(第2回大会以降は、大会名誉顧問)を引き受けていた。以降、WBCと同じ4年おきに開催されており、今年、第6回世界身体障害者野球大会(6th World Dream Baseball)が11月に北九州市で開催予定。日本代表チームは3連覇と5度目の世界一を目指して日々練習を重ねている。

 矢上を演じる相葉は、撮影現場でもキャストたちから「監督!」と呼ばれるほど厚い信頼を集め、個性豊かなメンバーと共に撮影期間を過ごしていた。相葉を中心に築き上げられた抜群のチームワークのもと、野球に熱い想いを傾ける選手たちを演じたのは、実際に障害者野球の選手、障がいのある俳優を含めたオーディションで選ばれた多彩なキャストたちだ。このたび、そんな「東京ブルーフェニックス」の選手の姿を捉えた場面写真が到着した。

■右腕欠損の遊撃手・キャプテンを務める島野博幸(演:福松凜、背番号10番・ショート)

事故で右腕を失い、絶望する中で身体障害者野球と出会う。チームの仲間と過ごす中で、少しずつ前を向いていく。

今後の活躍も期待される福松が島野の姿をみずみずしく体現。片腕を服の中に入れて生活することで、島野の身体感覚や人から見られる意識を理解しようとした。役柄の心身の状態に寄り添うため、体重を8キロ落とす減量にも取り組んでいる。

■足先に欠損のある元高校球児の高橋雅(演:日向亘、背番号1番・ピッチャー)

事故によってプロへの夢を断たれた高校野球の元エース投手。黒島結菜演じるチームマネージャー・明日香の弟。

野球への熱い想いを抱えながらもがく雅役を好演。役作りとして、つま先を地面につけずに歩き、日常生活や野球練習を行うことで雅の身体感覚を追求。徹底した準備によって役に説得力をもたらした。2026年度後期朝ドラ『ブラッサム』への出演も控える。

■聴覚障害をもつ三塁手・泉邦衛(演:松本利夫、背番号3番・サード)

矢上に野球チームの監督になってほしいとお願いした張本人。チームの初期メンバー5人の内の一人。

本作では物語の起点となる重要な役どころ・泉を演じるにあたり、感音難聴の聞こえ方や話し方、視線の動きなどを知るための参考映像を観ながら自らもリサーチを実施。実際に感音難聴のある人物と会う機会も設けられ、撮影現場では監督と一つひとつの反応を確認しながら、泉という人物を作り上げていった。

■両下肢麻痺のある代打・下井正士(演:丸山聡、背番号49番・代打)

走れないから野球は無理だと諦めてチームの練習を眺めていたところ、島野に声をかけられ加入。元巨人・クロマティ選手の大ファン。

オーディションで選ばれ、下井役に抜てき。ライソゾーム病の一種である進行性の難病「シアリドーシス」の当事者。27歳で芸能活動を開始、ドラマやユニクロなどの企業PVに出演。野球は未経験だったが、元メジャーリーガーの井口資仁氏に丁寧にバッティング指導を受け、実際に打てるようになる。

■体幹障害のある勝ち気な投手・谷川英二(演:水越大暉、背番号18番・ピッチャー)

チームの初期メンバー5人の内の一人。高校2年生まで野球部でピッチャーを務めていた野球経験者であり、人一倍の勝ち気の持ち主。

オーディションで谷川役に抜てき。自身も役柄と同様の歩行困難な体幹機能障害があるが、演技は未経験だったものの、名古屋ビクトリーという身体障害者野球チームの投手として120キロ以上の速球を投げ、日本代表選手にも選ばれたこともある。

■両足義足で右腕義手の一塁手・内田憲二(演:山口周太、背番号8番・ファースト)

チームの初期メンバー5人の内の一人で愛称は「ウッチー」。一人娘に野球でかっこいい姿を見せたい、とチームに参加する。

オーディションで内田役に抜てき。自身は役柄と同じ、事故で片腕、両足を失う。演技経験はないものの、事故に遭うまでは野球経験もあり、今は義足と義手で会社員として普通に働いている2児の良きパパ。

■低身長でムードメーカーの二塁手・杉山淳史(演:DAIKI、背番号6番・セカンド)

通称・オスギの愛称で親しまれるチームの盛り上げ役。チームの初期メンバー5人の内の一人。

NHK大河ドラマ『光る君へ』、映画『#拡散』に出演。俳優としてだけでなくダンサーとしても活躍するDAIKI が役柄同様の明るさと個性を活かしてその存在感を光らせている。

■脳性麻痺でリハビリ中の捕手・富田稔弘(演:寺田ユースケ、背番号2番・キャッチャー)

チームの初期メンバー5人の内の一人。首から下の麻痺と診断されるも、持ち前の根性で懸命なリハビリを重ね、少しずつ回復。車椅子で野球に挑戦できるまでに。

身体障害者野球の経験者。車椅子俳優・起業家として幅広く活動。オーディションで富田役に抜てきされた。

■ダウン症のある外野手・松尾猛(演:吉田葵、背番号21番・外野手)

チームのマスコット的存在。はじめはフライを怖がって避けてしまうが、練習を重ねて捕球できるまでに成長する。

ダウン症のある俳優として映画『PERFECT DAYS』、ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」などの話題作に出演。大きな注目を集めている。

■上肢障害の筋トレ好きな外野手・篠崎貴生(演:小川颯介、背番号51番・外野手)

筋肉で締まった体が自慢。明日香からの勧誘を受けた際に明日香に一目ぼれ。チームに参加する。

オーディションで篠崎役に抜てき。自身も役柄のままの、先天性四肢欠損で左手の指が全部ない。元プロ野球選手の小笠原道大選手が作った身体障害者野球チーム・千葉ドリームスターのスラッガー。演技は初めて。

■大腿義足の外野手・岡千絵(演:塩島心海、背番号7番・外野手)

チームの選手内唯一の女性。矢上に勧誘されてチームに参加する。

オーディションで千絵役に抜てき。右足が膝から後ろに曲がったままの形成異常で生まれ、中学生の時に切断を決意。義足にしたことで、いろいろなことに挑戦できるようになり、今回のオーディションにも応募。撮影時は野球・演技ともに未経験だった

■右腕永久脱きゅうのユーティリティ選手・倉田修(演:川西努、背番号16番・キャッチャー)

最年長選手。まだまだ元気にプレーする、頼もしい存在。

オーディションで倉田役に抜てき。役柄と同様の先天性の永久脱きゅう。身体障害者野球チーム・千葉ドリームスターでも活躍。演技は未経験ながらも、普段と変わらない明るい演技が自然で魅力的。

 チームメンバーの多くが、オーディションを経て起用された本作。撮影現場では相葉を中心に自然と交流が生まれ、撮影を重ねるごとにメンバー同士の絆も深まっていったそう。相葉も「元から身体障害者野球をされている方や、野球自体全く初めての方と、いろいろな方が作品に参加していて、野球未経験の方は撮影が休みの日もたくさん練習してくれていました。そのくらい皆1人ひとりが熱い想いを持って臨んだ作品なんです」と手応えをにじませる。

 撮影にあたっては、障がいのあるキャストの体調や体力にも最大限配慮し、理学療法士が帯同するなど、安心して撮影に臨めるサポート体制を整備。さらに、オーディションでは役としての出演が叶わなかった方々にも、可能な限りエキストラとして映画への出演機会が設けられるなど、参加者それぞれの想いを大切にした作品づくりが行われた。

 相葉は「皆で一緒に作り上げていった感覚です。1人ひとりキャストとしっかり話せたのはよかったと思っています」とも明かしており、劇中で矢上と選手たちが少しずつ一つのチームになっていくように、キャストたちも互いに支え合いながら距離を縮め、やがて本当の家族のような関係を築いていったそう。撮影を通して実際に育まれたその絆が、スクリーンの中にも確かな説得力と温かさをもたらしている。

 それぞれが抱える壁にぶつかりながらも、仲間と支え合い、何度でも立ち上がって夢へと挑み続ける矢上と選手たち。「野球がしたい」というまっすぐな想いを胸に、日本一を目指す彼らの姿は、観る者の胸を熱くするだろう。人生は、3アウトでは終わらない―。明日へ踏み出す勇気がもらえる、今年一番の感動作となっている。

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