大型の台風25号 21日に関東に最接近か 接近前から大雨 交通機関に影響の恐れ

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2026年09月19日 07:24  日本気象協会

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大型の台風25号は今後はやや勢力を強めて、「強い」台風となって暴風域を伴ったまま北上し、20日(日)から21日(月・祝)にかけて、伊豆諸島から関東、東海に接近する恐れがあります。台風は大型で北側に発達した雨雲を伴っており、台風が接近する前から激しい雨が降り、総降水量が多くなる恐れがあります。平年の9月ひと月の雨量の2倍程度の雨量となる恐れもあります。また、暴風が吹き荒れ、シルバーウィークの交通機関に影響が出る可能性もあります。

台風25号の進路と特徴

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大型の台風25号は、19日(土)午前3時には父島の南西約190キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで西北西へ進んでいます。

台風は、小笠原諸島から遠ざかりつつありますが、今後はやや勢力を強めて、「強い」台風となって暴風域を伴ったまま北上し、20日(日)から21日(月・祝)にかけて、伊豆諸島から関東甲信地方、東海地方に接近する恐れがあります。

今回の台風の特徴は、大型で北側に発達した雨雲を伴っており、台風が接近する前から長い時間にわたって激しい雨が降り、総降水量が多くなる点です。また、暴風域を伴っており、シルバーウィークの交通機関に影響が出る可能性があります。

台風の接近前から大雨 総降水量が多くなる恐れ

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台風の接近に伴い、関東甲信地方や東海地方、東北地方の太平洋側では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。大型の台風のため、台風本体の雨雲が接近する前の20日(日)から激しい雨が降り、総降水量が多くなる恐れがあります。21日(月・祝)は台風本体の雨雲がかかり、大雨のピークとなりそうです。

19日(土)午前6時から20日(日)午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で
関東地方  80ミリ
伊豆諸島 120ミリ

その後、20日(日)午前6時から21日(月・祝)午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で
関東地方 200ミリ
伊豆諸島 200ミリ
東北地方 100ミリ
東海地方 200ミリ

その後、21日(月・祝)午前6時から22日(火・祝)午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で
関東地方 300ミリ
伊豆諸島 300ミリ
東北地方 150ミリ
東海地方 200ミリ

上の図のように伊豆諸島や千葉県、神奈川県を中心に多い所では総降水量が400ミリ以上となりそうです。平年の9月ひと月の雨量の2倍程度となる恐れがあります。降る期間は違いますが、千葉豪雨に匹敵する雨量となる可能性もあります。千葉豪雨は短時間での大雨のため、より排水能力が追い付かない状況でしたが、今回も雨量が多く、被害がでる可能性があります。土砂災害に厳重に警戒し、地下施設の浸水、道路の冠水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

猛烈な風が吹く恐れ

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台風の接近に伴い、関東甲信地方や伊豆諸島では20日(日)から風が強まり、21日(月・祝)をピークに暴風が吹く恐れがあります。伊豆諸島では一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散する恐れもある猛烈な風が吹くでしょう。関東の海上でも猛烈な風が吹く恐れがあります。

19日(土)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
小笠原諸島  23メートル(35メートル)

20日(日)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
関東甲信地方 25メートル(35メートル)
伊豆諸島   25メートル(35メートル)
東海地方   20メートル(30メートル)

21日(月・祝)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
関東甲信地方 35メートル(50メートル)
伊豆諸島   35メートル(50メートル)
東海地方   25メートル(35メートル)

伊豆諸島では台風の接近時は不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。関東甲信の沿岸部でも暴風が吹く恐れがあります。シルバーウィークでお出かけを予定されている方もいらっしゃると思いますが、交通機関に影響が出る可能性があり、最新の交通情報にも注意が必要です。

小笠原諸島、伊豆諸島、東日本から西日本の太平洋側で高波に警戒

台風の影響で、小笠原諸島、伊豆諸島、東日本から西日本の太平洋側では、うねりを伴って波が高くなり、大しけになる所があるでしょう。

19日(土)に予想される波の高さ
関東甲信地方 5メートル うねりを伴う
伊豆諸島   5メートル うねりを伴う
小笠原諸島  7メートル うねりを伴う

20日(日)に予想される波の高さ
関東甲信地方 8メートル うねりを伴う
伊豆諸島   8メートル うねりを伴う
小笠原諸島  6メートル うねりを伴う
東海地方   6メートル うねりを伴う
近畿地方   6メートル うねりを伴う

21日(月・祝)に予想される波の高さ
関東甲信地方 8メートル うねりを伴う
伊豆諸島   8メートル うねりを伴う
東海地方   7メートル うねりを伴う
近畿地方   6メートル うねりを伴う
東北地方   5メートル うねりを伴う

うねりを伴う高波に警戒し、海岸付近には近づかないようにしてください。

冠水道路は危険 車での走行は避けて

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大雨により冠水した道路は危険です。千葉豪雨では冠水した道路で車が動けなくなった事例が多くありました。冠水した道路の水位は見た目には判断できません。まだ、たいしたことはないと思っても、危険な深さになっている場合があります。

浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。

車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。

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