香取慎吾×赤楚衛二、初対面で重い対峙シーン 『虚ろな十字架』撮影現場で見せた“静かな炎”

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2026年09月20日 13:36  オリコンニュース

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『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』第3話より。中原(香取慎吾)からの問いかけに立ち尽くす史也(赤楚衛二)。このやりとりを経て、物語は大きく動き出す(C)WOWOW
 俳優・歌手の香取慎吾が主演するWOWOW『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』(全4話)の第3話が、9月20日に放送・配信される。物語が大きく動き始める第3話では、香取演じる中原道正と、赤楚衛二演じる仁科史也が初めて対峙。撮影当日が初対面だった2人が、“静かな炎”を感じさせる緊迫した芝居を繰り広げた。あわせて、メインキャストのインタビューや撮影風景を収めたメイキング映像も公開された。

【動画】緊迫の撮影最前線!メイキング映像

 本作は、先日亡くなられた東野圭吾さんが2014年に発表した同名小説を、『ラーゲリより愛を込めて』などの瀬々敬久監督が初めて映像化した社会派サスペンス。「死刑制度」を題材に、刑罰だけでは答えの出ない「本当の償いとは何か」という問いに迫る。WOWOWと東野作品のタッグは今回で10作目となる。

 WOWOWの連続ドラマ初主演、東野圭吾作品も初主演となる香取が演じるのは、11年前に愛する娘を強盗殺人で失い、孤独と虚しさを抱えて生きる中原道正。娘の死から11年が経ち、今度は離婚した妻・小夜子(鈴木杏)までもが突如殺されてしまう。

 中原は小夜子の不可解な死の真相を探るうちに、小夜子を殺した男・町村作造(ピエール瀧)の娘・花恵(蓮佛美沙子)の夫・仁科史也の存在を知る。中原は、史也と小夜子の死に、何らかの関わりがあるのではないかと考えるようになる。

 第3話では、義父が起こした事件について小夜子の家族に直接謝罪したいと申し出た史也が、「被殺害者遺族の会」を訪問。中原と史也が初めて顔を合わせ、史也の隠された過去が次第に明らかになっていく。

 2人の初共演シーンが撮影されたのは、2026年6月中旬。最初に現場へ入った赤楚は、史也が遺族会の会場を訪れる場面に臨んだ。加害者側の親族として足を踏み入れる重圧を表現するため、瀬々監督と廊下を歩く速度やかばんの持ち方まで確認。会場の扉を開ける場面では、ドアの前でためらい、ノブに手をかけてから中へ入るまでの数秒の動きにも時間をかけ、テイクを重ねた。

 その後、香取、小夜子の母・里江役の原日出子、弁護士・山部役の田中要次らが合流。香取は自分の席で目を閉じ、赤楚は会場内を静かに歩きながら、それぞれ役の感情を整えていったという。

 この日が初対面だった香取と赤楚は、ほとんど会話を交わさないまま、重い場面の撮影に入った。互いを気遣うような距離感は芝居にも反映され、カメラが回っていない間も、中原と史也がその場にいるような緊張感が漂っていた。

 昼休憩には、香取がキャストとスタッフ全員分の弁当を差し入れ。感謝の拍手を受け、照れながら両手を広げて応える一幕もあったが、午後からは再び緊迫した撮影が続いた。

 史也が里江に謝罪し、衝動的に土下座する場面では、中原が少し離れた場所から黙ってその様子を見つめる。香取は自身が映らないアングルでも現場を離れず、史也の言動に疑問や動揺を覚える中原の内面を、せりふのない表情で表現。OKが出た後もしばらくその場に立ち尽くしていたという。

 続いて撮影されたのは、会場を去る史也を中原が追い、2人が初めて言葉を交わす場面。台本では2ページにも満たない短いやりとりだが、真実を知ろうとする中原と、何かを隠している史也の感情がぶつかり、後の展開につながる伏線も込められている。

 瀬々監督は2人の物理的な距離感を示す一方、表情による心理描写は俳優に委ねた。淡々とした会話の奥で、目に見えない感情が“静かな炎”のようにせめぎ合う場面となっている。

 第3話では、小夜子が歩んだ人生を理解するため、中原が小夜子殺害事件の裁判への参加を決意。一方、史也と花恵の過去も解き明かされる。史也の行動に疑問を抱いた中原は、やがて史也と意外な人物との接点にたどり着く。

 あわせて公開されたメイキング映像には、香取のクランクイン時の様子をはじめ、赤楚、蓮佛、鈴木らが撮影の舞台裏を語るインタビューや、難しい場面に臨む姿が収められている。

 『連続ドラマW 東野圭吾「虚ろな十字架」』第3話は、9月20日午後10時からWOWOWプライムで放送、WOWOWオンデマンドで配信。第1話と第2話はWOWOWオンデマンドで配信されている。


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