高市内閣「改造」の狙いは?“総裁選ライバル”が閣外へ 総裁選へ「用意...スタート」? 役員人事“異例”の抜擢と“憶測呼ぶ”交代 【サンデーモーニング】

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2026年09月20日 13:53  TBS NEWS DIG

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高市内閣の改造と自民党の新しい役員人事から、今後の国会戦略や2027年の総裁選を見据えた動きが見えてきました。

【写真で見る】自民党内でのアンケートに林氏回答せず? 高市総理の“思惑”とは…

高市内閣「改造」の狙いは? “総裁選ライバル”が閣外へ

17日に行われた内閣改造。⺠主党政権で大臣を務めた細野豪志氏も登用されました。

簗 和生 新農水大臣(17日・総理官邸)
「(政治とカネについて)地元でもしっかりと説明責任を果たしてきた」

裏金問題に関与した旧安倍派の議員も初入閣。連立を組む維新からも、中司宏新規制改革担当大臣が入閣しました。

一方で、木原稔官房⻑官や片山さつき財務大臣ら中枢メンバーは据え置いた高市総理。2025年の総裁選で戦った4人のうち、小泉防衛大臣ら3人も留任させましたが、唯一外れたのが林芳正氏。

――林芳正前総務大臣を今回の内閣で起用しなかった理由は?

高市総理(17日)
「個々の閣僚の人事に関するコメントは差し控えます。総裁選挙とは一切関係はございません」

「総裁選とは関係ない」と強調しますが、政治ジャーナリストの後藤謙次さんは…

政治ジャーナリスト 後藤謙次さん
「総裁選の『用意…スタート!』のピストルの音が鳴ってしまったのが、今度の人事」

高市総理と総裁選で争った候補のうち唯一、内閣改造で閣外に出た林芳正前総務大臣。

総裁選1回目の投票で議員票では高市氏を上回った“ライバル”で、財政規律や中国との対話を重んじる姿勢は、高市氏と対照的な立ち位置でもあります。

政治ジャーナリスト 後藤謙次さん
「林さんは(地方行政を所管する)総務大臣ポストで地方行脚を続けていた。地方票(党員票)を増やすため総務大臣をやりながら、事実上、総裁選に向けての準備を始めていた。高市さんにとって非常に鬱陶しい、警戒すべき政治家だったと思う」

高市総理は、希望ポストを募ったアンケートにも言及していました。

高市総理(17日)
「配布したアンケートにつぶさに目を通した。昨年、総裁選挙でご一緒して、今回、続投となった方につきましては、第1希望の役職であることを確認したうえで人事を行いました」

このアンケートに積極的に回答しなかったとみられる林氏。周辺からは今回、閣外に出たことで「総裁選に向けて自由に動ける」との声も。内閣改造の翌日、当の本人は…

――自⺠党総裁選への意欲は引き続きあるのか?

林芳正前総務大臣(18日)
「先のことは分からない、という程度にさせていただいて」

「国会を官邸の意のままに操りたい」?高市総理の「国会戦略」の思惑?

一方、内閣改造に先立って行われた自⺠党の役員人事では異例の抜擢もありました。

麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長らが留任した一方、交代したのは国会対策委員長。過去には二階元幹事長や岸田元総理なども担った重要なポストですが、そこに40代で大臣経験もない村井英樹氏が就任するのです。

自民党 村井英樹 新国対委員長
「高市政権が進める・掲げる政策を、国会の場で円滑かつ建設的に実現していきたい」

掲げたのは「円滑」な国会運営。どう読み解けばいいのでしょうか。

政治ジャーナリスト 後藤謙次さん
「(高市総理は)国会を官邸の意のままに操りたい思いに駆られたんだと思う。その象徴が、村井英樹さん。高市さんの『国会嫌い』はつとに有名だが (村井氏の)国会運営の仕方がいかにも高市さん好み」

国対委員長は、野党側と国会の審議時間などを調整する役割ですが「“国会への出席を減らしたい”高市総理の意に沿うような動きが期待されている」と後藤さんは指摘します。

参議院でも“憶測を呼ぶ”人事がありました。野党との交渉の要だった石井準一参院幹事長が交代することになったのです。

高市総理(16日)
「参議院の役員の人事権は私にはございません。参議院会長がお決めになったと承知しています」

高市総理は介入を否定しますが、後藤さんは「総理の意向を汲んだ」参院会長が石井参院幹事長を交代させたとみています。2026年3月、予算の年度内成立にこだわっていた高市総理は、石井氏が野党と調整して審議時間を確保したことを問題視したというのです。

政治ジャーナリスト 後藤謙次さん
「はじめから暫定予算が当たり前という常識のなかで、なんら石井さんに非がないにもかかわらず、(高市総理は)そのやり方が気に入らないと。衆参の国会運営そのものを官邸主導、官邸直結型(にしたい)」

次の国会、そしてその先の総裁選まで見据えた駆け引きが始まっています。

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  • 秋の国会、過半数割れの参議院対応の役員人事。エントリーシート重視の公約実現内閣。林はもう見切った相手で眼中にないのだろう。
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