2026年FIA F2第12戦バクー 予選2回目PPのマルティニウス・ステンスホーン(ロダン・モータースポーツ)&2番手アレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/アルピーヌ育成) 9月24日(木)、2026年FIA F2第12戦の予選がアゼルバイジャンのバクー市街地サーキットで行われた。 25日(金)に行われるフィーチャーレース1のグリッドを決める予選1回目はアレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/アルピーヌ育成)がポールポジションを獲得した。
そして、26日(土)に行われるフィーチャーレース2のグリッドを決める予選2回目はマルティニウス・ステンスホーン(ロダン・モータースポーツ)がポールポジションを獲得。2度の予選は、ともにロダン勢がフロントロウを独占する結果となった。
宮田莉朋(ハイテック/TGR-DC)は予選1回目、予選2回目ともに11番手となった。今回がFIA F2初陣の山越陽悠(VAR)は予選1回目は18番手、予選2回目は19番手となった。
2026年FIA F2第12戦バクーは、予選2回、スプリントレース1回(予選1回目の上位10台がリバースグリッド)、フィーチャーレース2回の特殊フォーマットでの開催となる。そのため、予選のセッション時間はそれぞれ20分間で実施された。
当初の予定から15分遅れとなるなか、フィーチャーレース1のグリッドを決める予選1回目は現地時間14時15分(日本時間19時15分)より、気温29度、路面温度51度、湿度60パーセントというコンディションで開始された。
各車が1回の本アタックを終えた時点で首位につけたのは1分55秒383を記録したダンだった。フリー走行をトップで終えたクッシュ・マイニ(ARTグランプリ/アルピーヌ育成)は0.230秒届かず暫定2番手で続いた。
ターン16からターン1にかけてのセクター3でトウ(スリップストリーム)が欲しい車両がセクター2でだんご状態となる場面もあったが、予選1回目は大きなアクシデントなく進行し、残り9分ごろより各車2度目のアタックに入った。
ダンはセクター1で区間ベストを更新するも、2度目のアタックでは自己ベストを更新叶わず。それでもダンは首位の座をキープした。なお、この2度目のアタック終了時点で0.033秒差の暫定2番手にステンスホーンが続いた。
セッション終盤も複数のドライバーが自己ベストを更新するも、ダンとステンスホーンのロダン勢の牙城を崩せるドライバーは現れず、ダンがフィーチャーレース1のポールポジジョンを獲得。ステンスホーンがフロントロウで続き、ロダン勢が最前列を占める結果となった。
なお、25日(金)に行われるスプリントレースのグリッドは予選1回目の上位10台のリバースグリッドで決定され、10番手タイムを記録した選手権首位のニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング/レッドブル育成)がリバースポールポジションを獲得した。
宮田はトップから0.646秒遅れの11番手。初のFIA F2予選となった山越は2.224秒遅れの18番手となった。
フリー走行を4番手で終えていたコルトン・ハータ(ハイテック/キャデラックF1テストドライバー)は21番手となった。
■2026年FIA F2第12戦バクー 予選1回目正式結果
Pos./No./Driver/Team/Time/Laps
1/15/A.ダン/ロダン・モータースポーツ/1'55.383/8
2/14/M.ステンスホーン/ロダン・モータースポーツ/1'55.416/8
3/5/N.レオン/カンポス・レーシング/1'55.517/8
4/16/K.マイニ/ARTグランプリ/1'55.613/8
5/1/R.カマラ/インビクタ・レーシング/1'55.621/9
6/12/M.ボヤ/プレマ・レーシング/1'55.743/9
7/11/S.モントーヤ/プレマ・レーシング/1'55.838/9
8/7/D.ベガノビッチ/ダムス・ルーカスオイル/1'55.838/10
9/24/L.ファン・ホーペン/トライデント/1'55.934/9
10/6/N.ツォロフ/カンポス・レーシング/1'55.957/8
11/3/宮田莉朋/ハイテック/1'56.029/9
12/17/T.イントラフヴァサク/ARTグランプリ/1'56.239/9
13/8/R.ビリンスキー/ダムス・ルーカスオイル/1'56.390/8
14/9/G.ミニ/MPモータースポーツ/1'56.874/9
15/25/J.ベネット/トライデント/1'56.932/9
16/2/J.デュルクセン/インビクタ・レーシング/1'57.145/8
17/23/R.ヴィラゴメス/VAR/1'57.227/9
18/22/山越陽悠/VAR/1'57.607/9
19/10/O.ゲーテ/MPモータースポーツ/1'57.636/10
20/20/E.フィッティパルディJr./AIXレーシング/1'57.793/9
21/4/C.ハータ/ハイテック/1'57.867/9
22/21/C.シールズ/AIXレーシング/1'58.031/9
約10分のインターバルを挟み、26日(土)に行われるフィーチャーレース2のグリッドを決める予選2回目は、気温29度、路面温度50度、湿度55パーセントというコンディションで開始された。
気温、路面温度は予選1回目とあまり変わらないが、路面にタイヤラバーが乗ったこともあり、各車は予選1回目よりも大幅なタイムアップを見せた。
そんななか、予選2回目最初のアタックで1分54秒227を記録したラファエル・カマラ(インビクタ・レーシング/フェラーリ育成)が暫定首位につけ、0.250秒差の暫定2番手にノエル・レオン(カンポス・レーシング)、0.256秒差の暫定3番手にダンが続いた。
なお、ハータは予選2回目最初のアタック中に高速ターン14で単独スピンを喫するも、幸いウォールにヒットすることなく戦線復帰を果たしている。
暫定首位カマラ、暫定2番手レオンらはセッション時間を3分以上残してピットに戻った。ただ、残り41秒のタイミングでマリ・ボヤ(プレマ・レーシング/アストンマーティン育成)がカマラから0.138秒差の暫定2番手に浮上。さらに、マイニが0.191秒差の暫定3番手に浮上。やはり、路面はセッション終盤に最良の状態を迎えた。
そしてチェッカーが振られるなか、ステンスホーンが驚きの1分53秒728を叩き出しトップに浮上し、そのままポールポジションの座を掴んだ。さらに、0.445秒差の2番手にダンが続き、予選2回目もロダン勢がフロントロウ独占。カマラは最終的に0.499秒遅れの3番手となった。
宮田はトップから1.391秒遅れの11番手、山越は2.359秒遅れの19番手で予選2回目を終えた。ハータは予選2回目も21番手という結果となった。
追記:予選2回目のセッション中、ハータはターン14でキアン・シールズ(AIXレーシング)の走行を妨害したと判断された。FIA F2競技規則31.9違反により、フィーチャーレース2において3グリッド降格のペナルティが下ったため、22番グリッドスタートとなる見込みだ。
2026年FIA F2第12戦バクーのスプリントレースは、日本時間25日(土)の13時15分(現地時間8時15分)より、21周もしくは45分+1周で行われる。
■2026年FIA F2第12戦バクー 予選2回目正式結果
Pos./No./Driver/Team/Time/Laps
1/14/M.ステンスホーン/ロダン・モータースポーツ/1'53.728/9
2/15/A.ダン/ロダン・モータースポーツ/1'54.173/9
3/1/R.カマラ/インビクタ・レーシング/1'54.227/8
4/12/M.ボヤ/プレマ・レーシング/1'54.365/9
5/16/K.マイニ/ARTグランプリ/1'54.418/9
6/5/N.レオン/カンポス・レーシング/1'54.477/6
7/24/L.ファン・ホーペン/トライデント/1'54.495/8
8/6/N.ツォロフ/カンポス・レーシング/1'54.685/6
9/17/T.イントラフヴァサク/ARTグランプリ/1'54.971/9
10/11/S.モントーヤ/プレマ・レーシング/1'55.041/9
11/3/宮田莉朋/ハイテック/1'55.119/9
12/7/D.ベガノビッチ/ダムス・ルーカスオイル/1'55.128/6
13/2/J.デュルクセン/インビクタ・レーシング/1'55.283/9
14/23/R.ヴィラゴメス/VAR/1'55.305/8
15/10/O.ゲーテ/MPモータースポーツ/1'55.317/10
16/9/G.ミニ/MPモータースポーツ/1'55.443/8
17/25/J.ベネット/トライデント/1'55.535/8
18/8/R.ビリンスキー/ダムス・ルーカスオイル/1'55.567/9
19/22/山越陽悠/VAR/1'56.087/8
20/20/E.フィッティパルディJr./AIXレーシング/1'56.099/8
21/4/C.ハータ/ハイテック/1'56.819/9
22/21/C.シールズ/AIXレーシング/1'56.972/7
[オートスポーツweb 2026年09月24日]