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今季限りでの現役引退を発表した阪神岩貞祐太投手(35)が30日、兵庫県西宮市の球団事務所で会見を開いた。
今季は4月に1試合、救援登板したが、その後は1軍昇格できなかった。13年ドラフト1位。3年目の16年に10勝を挙げて先発の主力になった。20年途中にリリーフに本格転向。力強い速球とスライダーを武器に23年には50試合登板とブルペンを支え、18年ぶりの優勝に貢献した。
同期入団で、優勝した23年に脳腫瘍(しゅよう)のため28歳の若さで亡くなった横田慎太郎さんへの思いを聞かれると「もちろん今でも一緒にやり続けられたら最高でしたけど、かなわなかった。今後先も忘れることはないでしょう」と言葉を詰まらせた。
後日、墓前に報告に行く。「お疲れさまと言ってもらいたいですけど、もうやめたんですか? くらい言ってくるんでしょうね」と、目を潤ませながら笑みをたたえた。
◆岩貞祐太(いわさだ・ゆうた)1991年(平3)9月5日生まれ、熊本市出身。必由館−横浜商大を経て13年ドラフト1位で阪神入団。1年目の春季キャンプで左肘を痛めて出遅れたが14年8月10日の広島戦でデビュー。8月17日DeNA戦でプロ初勝利。16年は25試合に登板して10勝9敗、防御率2・90とブレーク。球宴初出場、9月に月間MVP初受賞。20年に救援転向した。18年日米野球に出場、球宴2度。通算304試合で43勝44敗、59ホールド。防御率3・56。183センチ、86キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1億円。
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