東武鉄道特急スペーシアXと接触し、作業員4人が死亡した新鹿沼駅構内を調べる国土交通省鉄道事故調査官ら=8月20日、栃木県鹿沼市 栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅で8月、作業員4人が特急列車と衝突し死亡した事故で、東武鉄道は30日、社内規定に違反し、現場責任者が見張り員の位置や待避場所を事前に確認していなかったとの中間報告を明らかにした。報告書は同日付で国土交通省関東運輸局に提出した。
事故は8月20日午前10時45分ごろ発生。作業員4人が東武日光発浅草行きの特急スペーシアXと衝突し死亡した。
東武鉄道などによると、作業には計10人が携わり、元請けの「東武建設」(同県日光市)の作業指揮者を含め7人が除草作業に従事していた。見張り体勢は、現場近くに列車見張り員1人、約300メートル離れた踏切2カ所に中継員2人が配置に就くことになっていた。