ルフトハンザ・テクニック、「サメ肌」フィルムをA330向けに認証取得へ ディスカバー航空が試験機

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2026年09月30日 16:20  TRAICY

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ルフトハンザ・テクニックは、抗力低減フィルム「AeroSHARK」の認証を、エアバスA330型機でも取得する。

エアバスA330-200型機とエアバスA330-300型機向けの追加型式証明(STC)の最終段階に入った。試験にはディスカバー航空のA330-300型機を使用する。ドレスデンのエルベ・フルークツォイクヴェルケで改修を行い、その前後に数週間にわたって試験飛行を実施する。エアバス機への装着は初めて。

AeroSHARKは、ルフトハンザ・テクニックとSurventis(旧BASF Coatings)が開発した技術で、サメの肌の構造に着想を得ている。表面には高さ約50マイクロメートルの溝状構造(リブレット)が気流に沿って配置されており、機体の胴体とエンジンカウルに貼り付けることで飛行中の抗力を減らす。燃料消費量と二酸化炭素排出量を約1%削減する。次世代のAeroSHARK素材を主翼や尾翼など他の機体表面にも拡大する取り組みも進めている。実現すれば削減効果は2倍になる可能性がある。

商用機向けに認証を受けた唯一のリブレット技術で、現在はボーイング777F型機、ボーイング777-300ER型機、ボーイング777-200ER型機で認証を取得している。認証にあたっては、欧州航空安全機関(EASA)による手続きを進めており、技術文書の提出、地上・飛行試験、運航中の最終検証が含まれる。

プロジェクトはルフトハンザ・グループとの戦略的提携の一環で、マスターカードが支援している。より効率的で持続可能な航空の実現に向けた技術革新を共同で進める。

ルフトハンザ・グループの各社は、8月時点で22機にAeroSHARKを装着している。装着機は1日あたり約19トンの燃料と約60トンの二酸化炭素排出量を削減している。

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