
ママ友とのつき合いは、子どもを通じて生まれる独特の距離感があります。仲良くしていても踏み込みすぎればトラブルになり、かといって素っ気なくしすぎるのも難しいもの。さらに仕事や家庭の事情が絡むと、気をつかう場面も増えるものでしょう。
『会うたびに「来てね」「予約するときはLINEしてね」としつこく自分のお店への来店を勧めてくるママ友がいました。そのお店はママ友の旦那さんが経営する美容系のお店』何度も誘われていたこともあり、授業参観で会った際に投稿者さんは「今度予約したいのだけれど、LINEすれば大丈夫かな?」と声をかけました。ところが返ってきたのは予想外の反応でした。
『はい? イヤミ? 今さらもういいから』突然怒られ、投稿者さんは困惑。その後、別のママから「実はお店が潰れたみたいだよ」と聞かされます。事情を知らなかった投稿者さんは、自分にデリカシーがなかったのかと悩んでいるようです。
ママ友の対応に問題があるのでは?
ママたちから、まず投稿者さんを擁護する声が寄せられました。
『知らなかったのだから仕方ない』
『何度も来てと言われていたのに、怒られる意味がわからない』
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『普通なら事情を説明すれば済む話では?』投稿者さんは、お店が閉店した事実を知らなかったのです。しかも、自分から利用しようという意思を示した結果の発言でした。それにもかかわらず、「イヤミ?」と受け取られてしまったことに違和感を覚えた人は少なくありませんでした。
『会うたびに営業をかけるほうがデリカシーがない』
『ママ友が、気持ちはありがたいけれど今は難しい、と言えばよかっただけ』お店が閉店するまでには、経営者家族として相当な苦労やストレスがあったのでしょう。しかし、その事情を知らない相手に怒りをぶつけるのは違うのかもしれません。
デリカシーよりもタイミングの問題かも
一方で、投稿者さんを責めるほどではないものの、「間が悪かった」という見方もありました。
『タイミングが悪かっただけ』
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『運が悪かったと思って切り替えたほうがいい』閉店したばかりだったとすれば、ママ友はまだ心の整理ができていなかったのかもしれません。お店を畳むというのは、経営者にとって大きな挫折や喪失感を伴う出来事ではないでしょうか。そんなタイミングで「予約したい」と言われれば、冷静ではいられなかった可能性もあります。
『今はそっとしておくのが無難』もちろん投稿者さんに悪意はありません。しかし、相手の事情と発言のタイミングが偶然重なってしまった結果、不幸なすれ違いが生まれたのでしょう。
なぜ自分から話題を出した?
なかには、別の角度から投稿者さんの行動を分析するコメントもありました。
『「しつこく」と表現するからには少なからず普段はめんどくさいと思っていたのでは? 本当にそのお店をつかうつもりだったの? 私なら「また営業されそう」と思ったなら、自分から話題を出さない』本当に利用するつもりだったのか、それとも会話を円滑に進めるための社交辞令だったのか気になった人もいたようです。ただし、仮に社交辞令だったとしても、お店が閉店したことを知らない以上、投稿者さんに悪意があったとは言えないでしょう。
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謝罪LINEを送るべきか……
その後、投稿者さんは「LINEで謝ったほうがいいのかな」と悩み、「もっと早くお店に行っていたらこんなことにはならなかったかもしれない。ごめんなさい」という内容を送ろうかと考えていることを明かしました。しかしこれには反対意見が相次ぎました。
『傷口に塩を塗るだけ』
『言い訳と自己満足のためだけのこと。余計なことはせずに、このままフェードアウトしなよ』
『また怒らせる可能性が高い』たしかに、「私がもっと早く行っていれば」という言葉は、相手によっては皮肉や上から目線にも受け取られかねません。また、お店を閉めた理由もわからない状態で事情に触れることは、さらに相手を傷つけるリスクがあります。
今は静かに距離を置こう
最終的に多くのコメントが勧めていたのは、「なにもしない」という選択でした。
『なにを言っても悪いようにしか受け取られないだろうから、なにもしなくていいと思う』
『わざわざ掘り返さないほうがいい』
『今は黙って距離を置こう』相手が大きなダメージを受けているときは、励まそうとしても逆効果になったり、新たな誤解を生んだりすることも珍しくありません。だからこそ、今はムリに関係を修復しようとせず、時間が解決してくれるのを待つほうが賢明なのかもしれません。人は余裕を失っているとき、普段なら気にならない言葉にも傷つくことがあります。だからこそ、相手が苦しい状況にあると感じたときは、なにかを言うよりも静かに見守ることが優しさになる場合もあるのかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・有村実歩 イラスト・なかやまねこ
