分電盤点検商法、相談6500件=23年度の160倍、各地に拡大
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2026年10月10日 15:01 時事通信社

分電盤の点検を持ち掛けて、不安をあおるなどして交換工事を契約させる「点検商法」を巡るトラブルが激増している。昨年度に全国の消費生活センターに寄せられた相談は6545件で、その2年前から160倍超に。2024年度はほぼ関東だけだったのが、東北南部から東海、九州などにも広がっており、国民生活センターは注意を呼び掛けている。
国民生活センターによると、分電盤の点検商法に関する相談は23年度の39件から、24年度に1290件、昨年度は6545件と激増。今年度は7月末時点で計2223件に上り、前年同期を上回っている。
昨年度は70代以上が8割を占めており、契約当事者の地域別では南関東(4193件)と北関東(819件)で4分の3に上る一方、九州北部(380件)や九州南部・沖縄(305件)、東海(234件)、東北南部(219件)でも目立った。
70代女性は、電力会社を名乗る業者からの電話で点検に応じたところ、「耐用年数が法律で決まっている。漏電したら大変なことになる」と交換を勧められた。約14万円で工事を契約したが、電力会社に確認すると、無関係の業者だった。
同センターの担当者は「契約前に複数業者に見積もりを取り、信用できる業者に依頼することが重要だ」と指摘。住宅用分電盤の使用期限を定めた法律はなく、電気事業法に基づく法定点検は一般家庭で4年に1回無料で行われるが、調査員が交換工事の契約を持ち掛けることはないという。
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