康太(井口理)、舞子(深川麻衣)=映画『逃げろお嬢さん』(公開中)場面写真(C)2026 吉田修一/KADOKAWA/In Her Room 人気ロックバンド・King Gnuの井口理が主演する映画『逃げろお嬢さん』(公開中)から、主人公・康太(井口)が、深川麻衣演じる元アイドル・鮎川舞子への思いを語る本編映像が公開された。今回の映像には、“推し”を信じる康太の揺るがない思いと、そのまっすぐな言葉を受け止める舞子の心情が交差する場面が収められている。
【動画】“推し”の力になりたい気持ちに共感『逃げろお嬢さん』本編映像 本作は、『国宝』『横道世之介』などで知られる吉田修一の短編集『逃亡小説集』(角川文庫)に収められた一篇を映画化。『ひとりぼっちじゃない』(2023年)に続き、井口と伊藤ちひろ監督がタッグを組み、人生を支えてくれた推しのために奮闘する、あるファンの一日を描く。
親の仕事を継いで温泉宿を営む康太は、ある日、様子のおかしい車を見かけて声をかける。運転していたのは、高校時代から応援してきた舞子だった。舞子の夫が薬物で逮捕され、彼女自身にも疑惑が向けられているというニュースを見たばかりの康太。混乱しながらも、長年自分の人生を照らしてくれた舞子のために、今できることをしようと決意する。
公開された映像は、康太が自身の温泉宿に舞子をかくまった後の場面。これからのことを考え、警察に行くと伝える舞子を、康太は「舞子さんは何も悪いことしてないでしょ?」と引き留める。
「私が悪いことしてないって、どうしてわかるんですか?」と問う舞子に、康太は「どうしてって、俺、ファンだから。昔からのファンだから」と答える。そして、人生の節目で舞子にどれほど励まされてきたのか、あふれる思いを伝えていく。
井口と深川は、本作が初共演。井口は深川について「等身大で生きている方なんだろうなって。表に出るからカッコつけようとか、もっとかわいく見せようみたいなことを全く感じさせない人だなと思いました」と印象を語っている。
一方、元アイドルという経歴や名前など、自身と共通点の多い役を演じた深川は「舞子を演じている中で、自分をただただまっすぐに信じてくれる人の存在がどれほどあたたかく、心強く、その存在にどれほど救われるのかを、身をもって実感できました」と話している。
誰かの歌や言葉に励まされ、日々を支えられた経験のある人もいるだろう。自分を支えてくれた“推し”の力になりたいという康太の思いは、そうした人々の共感を呼びそうだ。
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