同フェスでは、BMSGに所属するグループやアーティストらが集結し、多彩なパフォーマンスを展開。最終日の12日は、コラボレーションや特別ユニットによるパフォーマンスを含む全89曲が披露された。サブステージも設けられ、BANVOXによるDJプレイやTHE SPC BOYS CLUBのダンスパフォーマンス、BMSG TRAINEEによるハイレベルなパフォーマンスで会場を盛り上げた。
ソロアーティストたちも、それぞれの個性を存分に発揮した。ふみのはMAZZELのKAIRYUと「よくあるはなし」でコラボレーションしたほか、エレキギターをかき鳴らしながらエネルギッシュにパフォーマンス。TAKARAは新曲「Rich by risk」も披露し、挑発的な視線を向けながらハードなラップを叩きつけた。edhiii boiは「1年ぶりに戻ってきました!」と声を上げ、再びステージに立てる喜びを噛み締めるように、熱量の高いライブを繰り広げた。REIKOはBMSG TRAINEEをバックダンサーに従え、本格的なR&Bサウンドと伸びやかな歌声で、夕暮れ時のステージを彩った。
そして、Aile The ShotaからAyumu Imazuへ。歌とダンスを高い次元で融合させる2人が、圧巻のステージを繰り広げた。Aile The Shotaは1曲目の「開花宣言」でBMSG TRAINEEとともにパフォーマンス。生バンドのグルーヴを存分に生かしながら、音に寄り添うようにステージを掌握した。一方、今回が初参加となるAyumu Imazuはゴージャスな音像とパフォーマンスでスケールの大きなステージを展開。生バンドの音に身を委ねるようなAile The Shotaの自由なステージとは対照的で、両者の個性が際立つセクションとなった。
■Novel Coreが連帯を呼びかけ SKY-HIのスキルフルなステージ
Ayumu Imazuとのコラボレーション曲「ex feat. Ayumu Imazu」からステージを展開したNovel Coreは、「今日イチ楽しい時間を約束しますよ!」と観客をあおると、熱量あふれるロックなステージで観客を引き込んだ。MCでは、BMSG創設初期から所属するアーティストとして、これまでの歩みを振り返りながら、異なる価値観やルーツを持つ人々が互いを認め合うことの大切さを熱弁。音楽を通じて一つになれることへの思いを語り、観客に連帯を呼びかけた。その後も、BE:FIRSTのSOTAらBMSG The BoogieにHANAのNAOKOを迎えたBMSGの選抜チームによる迫力のダンスパフォーマンス(「Boogie-Woogie feat. Maddy Soma」)、MAZZELのRYUKIとSTARGLOWのGOICHIによる前川一派、BMSG NINEなど特別な組み合わせが続々と登場。Aile The Shota、BE:FIRSTのSOTAとMANATOによるShowMinorSavageからSALUへとつなぎ、グループや世代を越えてアーティストたちが交わる、このフェスならではのステージが展開された。
一転してトリのBE:FIRSTは、クールで重厚なパフォーマンスを展開。「WATCH ME」「DEAD EYES EVERYWHERE feat. ATL Jacob」「It’s not a bad life」「Rondo」「BE:FIRST ALL DAY」「BRUCE WAYNE feat. Flo Milli, ATL Jacob」を披露し、色気あふれるダンスとボーカルで6人が作り上げる世界観へと観客を引き込んだ。じわじわとグルーヴを浸透させるような余裕に満ちたステージは、世界へ活動の場を広げるグループのアティテュードを凝縮したような、濃密なパフォーマンスだった。