ホーム > mixiニュース > コラム > 「無職」になって考えたこと

人生の方向転換、心の回復…私が「無職」になって考えたこと

1092

2018年10月21日 19:50  TOKYO FM +

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TOKYO FM +

写真人生の方向転換、心の回復…私が「無職」になって考えたこと
人生の方向転換、心の回復…私が「無職」になって考えたこと
東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。10月11日(木)放送のテーマは「私の無職時代」でした。総務省統計局の労働力調査によると、日本の完全失業率は2018年8月時点で2.4%。これは世界的に見ると決して高くはないですが、それでも人数にすると170万人が無職ということになります。その理由はさまざまですが、いずれにしても社会の中では少数派。今回はそんな「無職時代」を持つ方に、どんなふうに生活していたのかを聞いてみました。

テーマ「私の無職時代」

◆不安だけど、心は晴れ晴れ

「10月の台風の日に無職になり、雨の中を歩いて帰りました。気分は良かったんですよね。次の日に心は晴れ晴れ。怖い気持ちもありました。貯金はほんのちょっと。働いているときって毎日が大変で、自分がどんどんダメになっていく感じがしてました。でも、仕事を辞めたら、社会的にはダメなのにすごい笑顔でいられたり、ふだんは見ないような道端の花に目を留めたり。あの人忙しそうだな、大丈夫かなとか思ったり。そんな自分が好きだったり、視野が広がった気がします。お金の不安はもちろんあるのですが、心のゆとりが大事だなって。僕はのんびりゆっくりが向いているのかなって思います」
(39歳/男性/元郵便局局員)

◆無職時代は考える時間として必要

「去年の9月に辞めて11月の末まで、2ヵ月くらい無職時代がありました。学校を卒業してから運送業に就いて、その後、公務員になったんです。その後、福祉の仕事をして、また運送業に戻って、このままじゃ体を壊すなぁって思い辞めました。つまづくような経験があって、やっぱり考える時間は必要だなと思いました。旅行をしたり、いろんな人の話を聞いて刺激になったので、その時間がなかったら、ただ惰性だけで今も過ごしていたと思います。安定した公務員を辞めたときは、まわりから散々言われたんですけど、その仕事がすべてだと僕は思わないので。『この仕事、面白そう!』と思ったら、今の時代だし、仕事を変えてもいいんじゃないかって思ってます」
(36歳/男性/労務士関係)

◆悶々として切実だった

「無職の時代はありましたよ。40歳くらいの頃。それまで勤めていた派遣の契約が切れてしまって、社員にもなれず突然無職に。8年くらいいたんですけどね。それまでずっと働いていたので、当初は子どものことを見つめ直したり、家のことをしながらやったりとかしてましたけど、やっぱり気になりますよね、無職ですから(笑)。世間の目や自分が社会から置いていかれるような焦りや葛藤がありました。

私、シングルマザーなので……誰かに頼れるとかならよかったんですけど(笑)。なので、資格を取って就職しました! キャリアカウンセラーっていう就職支援の仕事です。今だから言えますけど、やっぱり仕事を探している人は毎日悶々として切実だと思いますよ。実際は空いた時間を楽しめるほど上手くはいかないですよね(笑)。無職になって良かったところは、カッコつけた言い方になるけど、『自分と向き合う時間』が持てたこと。やっぱり子どもの成長を見れたってことかな! その場で一緒に楽しんだり、喜んだり、悔しがったり、怒ったりすることができたので」
(40代/女性/カウンセラー)

◆夢をあきらめ、次のステップの準備の途中

「今、仕事を探している状況です。会計関係で探していますね。以前はアルバイトとか撮影関係をやっていました。エキストラとか。芸能界で俳優やミュージシャンをやりたいと思っていました。区切りをつけたのは、自分が今の状況で向くか向かないのかを考えたときに、努力をしていく中で自分に転機が回ってこなかったことに気づかされたんです。時が経ったということですね。無職の良い部分は、時間があり、将来のことに時間を使えるところ。収入が減る部分では考えさせられますね。そちらのほうは、家族の支援と保険でやり繰りしています」
(25歳/男性/無職)

◆精神を病んだ無職時代。でも無駄ではなかった

「リーマンショックの頃に派遣切りに遭って、それからしばらくの間、無職の時代がありました。2年ちょっとですね。精神の病気になってしまって、傷病手当金っていうのをもらって暮らしていました。自殺未遂みたいな感じまでいったんですけど、しばらく経って自分みたいな人が少なくなってもらいたいって思って、労働組合の活動をしていました。かなり濃密な時間でしたね。いろんな人の役に立とうと頑張ってましたね(笑)。その後、地方の議員をやることになりまして。労働組合で活動していたときに、目に止まったらしくて。派遣切りから地方議員になる人は当時はあまりいなかったので、かなり脚光を浴びました。

労働者だけじゃなく、いろんなところで困っている人が多いんですね。私は労働組合でいろんな相談を受けてたんですけど、多岐にわたってそういった人たちの助けに少しでもなれたらなと、地方議員に立候補しました。4年近くやりましたね。今は違う仕事ですが、クビを切られたときの準備を考えながら働いています。お金の部分もそうですけど、不条理なことに遭っても対応できるような策は練っています(笑)。無職時代はいろんな経験ができましたので、無駄な時間ではなかったと思っています。いい歳ですが、成長できたなと思ってますね」
(51歳/男性/通信会社勤務)

【人生は、何度でもやり直せる!】
今回お話を聞いた多くの方が、無職時代は無駄じゃなかったと答えてくださいました。堀内貴之は「僕も無職時代を何度か通過しているけど、唯一信じられるのは家族や友達。それは本当に大事でした。自分の体以上に大切なものはないから、仕事で体を壊すなら辞めちゃっていい。その後、また復活すればいいんだもん。仕事も会社もいっぱいある。頑張っていれば、なんとかなるんですから」とコメント。無職を経験したほうがいい、とはもちろん言えないものの、人生は何度でもやり直せるということが街の人の声でわかりました。

<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/
動画・画像が表示されない場合はこちら

このニュースに関するつぶやき

  • なるほどね〜、健常者の精神環境にはいないと思ってたんだわw
    • イイネ!25
    • コメント 0件
  • 鬱病で退職して何も考えず毎日好きな事して4年間リフレッシュして今は元気に働いてます����������������無職になるのは心を無色にするって事でした。
    • イイネ!433
    • コメント 30件

つぶやき一覧へ(544件)

あなたにおすすめ

前日のランキングへ

ニュース設定