G大阪、広州恒大を崩し切れずドローでACL準決勝敗退…7年ぶり決勝逃す

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2015年10月21日 21:00  サッカーキング

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広州恒大戦に先発出場した遠藤保仁(左) [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝セカンドレグが21日に行われ、ガンバ大阪と広州恒大が対戦した。

 G大阪は9月30日に敵地で行われたファーストレグを1−2で落とした。しかし、アウェーゴールを奪ったため、この試合を1−0、もしくは2点差以上で勝つことができれば、優勝した2008年以来7年ぶりの決勝進出が決まる。G大阪はFW宇佐美貴史をベンチに置き、MF二川孝広をスタメンに入れた。一方、広州恒大はFWエウケソン、MFパウリーニョ、MFリカルド・グラルら強力な攻撃陣がスタメンに名を連ねた。

 試合は序盤から広州恒大がしっかりと引いてブロックを作り、カウンターからチャンスをうかがう。9分、チョン・ロンがエリア外で胸トラップして右足でロングシュートを放ったが、ここは枠の右上に外れた。続く24分、中盤でボールを奪うと、エウケソンがエリア手前左から左足でミドルシュートを放ったが、ここはGK東口順昭がなんとかキャッチした。

 ここまでなかなかシュートに持ち込めていなかったG大阪。30分、高い位置で遠藤保仁がパウリーニョからボールを奪うと、エリア手前の倉田秋へパス。一度ターンして右足ミドルシュートを狙ったが、ここはゴール右に外れてしまった。

 広州恒大はセットプレーから好機を作る。36分、左CKからフアン・ボーウェンがクロスボールを上げると、ニアに飛び込んだリカルド・グラルがヘディングでスラしたが、ファーサイドに詰める選手はいなかった。

 さらに43分、広州恒大が高い位置でボールを奪うと、エリア内でパスを受けたチョン・ロンが右に流し、フリーのエウケソンがエリア内右から右足シュートを狙ったが、GK東口が横っ飛びでなんとかセーブ。ビッグプレーで得点を許さない。前半はG大阪がしっかりと守りきり、0−0のまま終了を迎えた。

 後半立ち上がりの52分、広州恒大が再びチャンスを迎える。エリア内左でリカルド・グラルからパスを受けたエウケソンがシュート右足でゴール左上を狙ったが、わずかに枠の上に外れてスコアは動かなかった。

 勝負を仕掛けるG大阪は、60分に阿部浩之を下げて宇佐美を投入。1点を奪いに出る。

 66分、広州恒大はエリア左でボールを持ったリカルド・グラルが右足で強烈なミドル。急激に落ちるボールになったが、ここはわずかに枠の上だった。

 G大阪は70分、左サイドに抜け出した藤春廣輝が深い位置まで持ち込み、マイナスの折り返し。これを倉田がダイレクトで合わせたが、相手DFにブロックされてしまった。

 86分、G大阪は倉田に替えて長沢駿を投入し、前線の枚数を増やした。一方、広州恒大は88分にエウケソンを下げてメイ・ファンを入れ、守りを固めに入る。試合はこのまま0−0で終了のホイッスルを迎え、G大阪は2試合合計1−2でベスト4敗退となり、7年ぶりの決勝進出を逃した。一方、逃げ切った広州恒大は、初制覇を果たした2013年以来、2年ぶりの決勝進出となった。

 広州恒大は決勝でUAEのアル・アハリと対戦。11月7日にアル・アハリのホームでファーストレグが、同21日に広州恒大のホームでセカンドレグが行われる。

【スコア】
ガンバ大阪 0−0(2試合合計:1−2)広州恒大


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  • 12人対11人じゃね。競り合いは全部ファール取る。話にならない最低レベルの主審。こんな中よく選手はキレずにやってくれた。来年出場すれば必ずリベンジすべく選手は奮起してもらいましょう。
    • イイネ!9
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