MotoGP第5戦フランスGP決勝:ロレンソが独走でポール・トゥ・ウイン。スズキが復帰後初の表彰台獲得

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2016年05月08日 23:01  AUTOSPORT web

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MotoGP第5戦フランスGP 表彰式
MotoGP第5戦フランスGP、MotoGPクラスは、フランスのル・マン、ブガッティサーキットで決勝レースを行い、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)が優勝した。

 MotoGPクラスの決勝レースは気温22度、路面温度35度のドライコンディションで争われた。ポールポジシションからスタートしたロレンソは好スタートでレースをリード。6周目には2番手以下に約1秒のリードを広げると、そのまま独走で今シーズン2勝目を記録した。

 序盤にロレンソを追ったのはアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・チーム)だったが、7周目の8コーナーで転倒を喫し、ピットに戻ってリタイアとなった。これでアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ・チーム)が2番手、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)が3番手でロレンソを追うが、レース中盤の13周目に追い上げてきたバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)がマルケスを交わして3番手に浮上、続く14周目にはドビジオーゾも交わしてロッシが2番手に浮上し、2番手争いを展開する。

 そして、16周目の8コーナー進入でマルケスが転倒、ほぼ同時にドビジオーゾも転倒してしまう。両者の転倒はそれぞれ単独転倒で、二人の離脱によりロッシが単独2番手となり、ロッシはロレンソとの差を縮めることができなかったものの、そのまま2位でチェッカーを受けた。

 ドビジオーゾは転倒によりリタイア、マルケスはマシンの左側カウルにダメージを受けながらも、再スタートする。二人の転倒により、マーベリック・ビニャーレス(チーム・スズキ・エクスター)が3番手に浮上。終盤にはダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)がビニャーレスを追うが、背後に迫ることはできず、ビニャーレスがMotoGP初表彰台となる3位に入賞。チーム・スズキ・エクスターにとっても活動再開後初の表彰台獲得となった。

 ペドロサが4位に続き、5位にポル・エスパロガロ(モンスター・ヤマハ・テック3)が入賞してサテライト勢のトップにつけた。6位にアレイシ・エスパロガロ(チーム・スズキ・エクスター)、7番手争いは終盤にダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック・ヤクニック)とエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)の接戦となったが、復帰初レースのペトルッチが7位入賞、バルベラが8位に続いた。

 9位にアルバロ・バウティスタ(アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ)、10位にステファン・ブラドル(アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ)、11位にユージン・ラバティ(アスパー・チーム・MotoGP)、12位にロリス・バズ(アビンティアレーシング)が入賞。マルケスは1周遅れの13位で完走し、3ポイントを獲得した。

 ブラドリー・スミス(モンスター・ヤマハ・テック3)は7番手走行中の20周目に7コーナーで転倒しリタイア、ジャック・ミラー(エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS)は10番手走行中の18周目に転倒リタイア、ティト・ラバット(エストレージャ・ガルシア・0.0・マ-ク・VDS)は8周目に、カル・クロッチロウ(LCRホンダ)は7周目に、ヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム・MotoGP)は7周目に転倒リタイア。スコット・レディング(オクト・プラマック・ヤクニック)は6周目にリタイアに終わるなど、転倒者が続出し、完走13台という厳しいレースとなった。

 チャンピオンシップでは、ロレンソがランキングトップに浮上、マルケスは5ポイント差のランキング2位に後退した。

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  • 世界選手権で名を残すのはそれだけで認知されるからレースに参戦する事には意義がある
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