広島、コリジョン適用でサヨナラ勝ち　赤松が殊勲打、時間差で歓喜！

○ 広島 3x − 2 西武 ●
＜1回戦・マツダスタジアム＞

　広島がサヨナラ勝ちで連敗ストップ。9回裏、二死一、二塁から途中出場の赤松が中前打。本塁クロスプレーが一旦アウトと判定されたが、コリジョンルールが適用されサヨナラ勝ちとなった。

　広島は2−1で9回表を迎えるも、抑えの中崎が5番森に痛恨の同点被弾。だがその裏、二死から一、二塁の好機を作ると、赤松がしぶとく中前へ弾き返した。

　二塁走者の菊池がホームへ向かうと、これがクロスプレーに。一旦アウトの判定となったが、緒方監督が抗議しリプレーでの検証となった。

　検証の結果、審判団が「コリジョンリールを適用してセーフとします」と説明。史上初めて、コリジョンルールでのサヨナラが成立した。