ディーン・フジオカ、「色気の正体は美しい手」という圧倒的な敗北感

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2017年07月12日 01:00  citrus

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出典:映画「結婚」公式サイトより

今、日本でモテにモテまくっている男といえば──やっぱ、なんといっても「ディーン・フジオカ」だろう。

 

「ハンサム」って言葉がまさにピッタリのノーブルな顔立ち(角度によっては、どうしても森脇健児とダブってしまうのだがw)はモチロンのこと、物腰も柔らかくて、いいヒトっぽいし……あと、語学も堪能で格闘技とかも得意なんでしょ? ジェラシーの念を抱くスキもない。パーフェクト! その一挙手一投足は、同性の私ですら見ているだけでついうっとりとしてしまう。「ディーン様なら抱かれたってかまわない…」なんて誘惑にさえ駆られても然るべき……なのではなかろーか。

 

で、そんなディーン・フジオカの色気、フェロモンの正体は「美しい手」にあり……みたいな説を提唱するコラムを、『Real Sound映画部』という情報サイトで発見した。

 

ディーン・フジオカが主演として結婚詐欺師を演じる映画『結婚』を鑑賞後、彼の美しい手ばかりを思い返していた。短く整えられた爪は、女性を傷つけまいと気を使っている証。ささくれなどの肌荒れもなく、適度な潤いを保ったその手に生活感はない。「この人はどんな生活をしているのだろう」そんな興味から、「この人はどんなふうに女を抱くのだろう」という妄想が広がる。色気を感じるパーツは、それだけ想像力を掻き立てる力がある。

 

……と、まあこういう調子で女性筆者の独白が延々と続くわけだが、このコラムの冒頭にあるディーン・フジオカがスマホを左手で耳に当て、通話している写真をチェックしてみると、たしかに指先一本一本まで“演技”が行き届いており、たとえば今この原稿を書いている瞬間、ルノアールで訴訟だとか内容証明だとか物騒な会話をスマホでしている、私のとなりに座っているおじさんの“ガサツな持ち方”と比べても、雲泥の差を感じ取ることができる。

 

「男の身体で好きなパーツは?」と尋ねると、「手」と答える女性は殊のほか多い。

 

まったくもって“男泣かせ”な回答ではないか。自分の手を「好かれる手」にカスタマイズするには、どこをどうすれば良いのか、さっぱりわからない。「塩顔が好き」と言われたら、ソース顔の私はとっととその子から撤退すれば良い。「背の高い人が好き」と言われても「じゃあ、縁がなかったってことで…」と、傷は浅くて済む。が、「手」は“諦めどころ”自体がつかみづらい……。

 

ちなみに、私の手はめっぽう小さかったりする。しかも「女性を傷つけまいと常に気を使っている」ため、異様なまでに深爪だったりする。ゆえに、いっそう小さく見える……らしい。可愛くはあるのかもしれないが、「セクシーな手」とはほど遠い……に違いない。そして、この“欠点”はあまりに致命的である。美容整形でもシークレットブーツでもオール差し歯でも誤魔化せない、絶対無二のパーツであるからだ。でも一方で「手がセクシーじゃないだけでフラれることなんて、サスガにないだろ」といった一縷の望みが残ってしまうぶん、よりタチが悪い。

 

とりあえずは、ハンドクリームとかをマメに使用して手を潤しておけばいいのか? 加えて女性と一緒にいるときは、表情や視線より指先を“演じる”ことにもっともっと集中し……なかなかに至難の業だと思う。ギタリストやピアニストがやたらモテるのは、つまりがそういうことだったのか!?

 

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