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<自立支援>職場体験で後押し 一歩ずつ「ユコーネ」 愛知

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2017年08月12日 15:12  毎日新聞

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毎日新聞

写真ピザ窯の前に立つ越野伸治さん=愛知県一宮市浅野の「ユコーネ」で、長倉正知撮影
ピザ窯の前に立つ越野伸治さん=愛知県一宮市浅野の「ユコーネ」で、長倉正知撮影

 成功体験を積み重ね、いずれは自立を−−。愛知県一宮市浅野のイタリア料理店「ナチュラルビュッフェ・ユコーネ」は2年前から、引きこもりやニートの若者を積極的に職場体験で受け入れて雇い、自立を後押ししている。


 ピザ窯を備え、110席ある人気店。店名は日本語の「行こうね」という意味などを込めて付けた。接客や調理、皿洗いなどのスタッフ13人のうち9人は、NPO「いちのみや若者サポートステーション(サポステ)」が支援する男女だ。店から巣立ち、別の場で働く若者も2人いる。サポステの落合佑哉センター長は「社会復帰のために画期的な成果を上げている」とたたえる。


 若者はまず3週間、無給で職場を体験する。その際、店長の越野伸治さん(37)はじっくりと話し合う。自分の失敗談を明かし、相手の過去を聞き出す。得意なことを見つけ、適切な仕事を与える。


 越野さんは「ちょっとのことでも傷つきやすい」と注意を払うが、甘やかしはしない。話すのが苦手なら、接客でも最初は料理をテーブルへ運ばせる。「どうぞ」の一言が硬ければ、「にこやかに」と助言。次に案内係や注文取りをさせ、責任を徐々に持たせる。


 職場体験者の大半が有給のアルバイトに「昇格」した。得意なことを生かそうと、接客などとは別に、店の飾り付けや、インターネット上の店紹介なども任せる。逆に、週1度しか外出できない人には勤務で配慮する。


 活動の原点は約10年前、長年引きこもっていた親戚の男性を引き受けた体験だ。1カ月、毎日自宅まで迎えに行き、1時間一緒に掃除をし、対話した。最初は嫌々だった男性はひきこもり状態から脱した。


 「ここに来る人たちはいい失敗体験もいい成功体験もない」と越野さんはみる。飲食店での仕事は小さな成功体験をしやすいという。「少しでもできれば、ほめる」方針だ。


 昨年まで7年間引きこもっていた男性スタッフ(31)は「店長の熱意でここまでやってこられた」と語る。大学時代、働く意味について考え込み就職活動ができなくなり、閉じこもった。「働き始めたころはヘロヘロになったが、元に戻る不安もあって続けた」。一日が終わるたびに店長に拍手された。今は接客係を務め、新メニュー作りにも挑戦している。店長の勧めで、店の社員となるか転職も考えている。


 越野さんは「スタッフには、いずれ自立し、自分の夢に向かって歩き出してほしい」と全員を温かく見守る。【長倉正知】

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このニュースに関するつぶやき

  • 職場に成功体験なんて無いんだって^_^;何処も罵倒して潰してナンボみたいな所ばかりだから。俺も昼間の仕事では先輩もに内容にも何の思い入れもないもん。 https://mixi.at/ad6ZAVg
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  • 引きこもり・ニート類に対して自立した立派で素晴らしい大人達は「甘ったれるな、自力ではい上がれ」と言うが、そうやって弱者を虐げ続けてきた結果が現在の人手不足だもんなぁ。
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