涙なくして読めない、いつの時代も戦争を起こし勝ち誇ったり反省するのは国のリーダー、被害者になるのは国の民の婦女子末端。

こんな民間人大量虐殺をしても勝てば許されるんだから負け戦ほどクソなもんない　やはりやるからには何をしてでも勝たにゃアカン

戦時下でも、明日を夢見て毎日を過ごした様子が伺える。その明日が、突然、消滅する事も知らずに。

戦争とは「何気ない日常」を一瞬にして奪う、とても恐ろしいものだと改めて解って欲しい…。

…上手ですね、字…｢な｣とか｢の｣｢に｣のかなの優美さと、｢善｣が気持ちがこもっているのがうかがえます。

野坂昭如氏の「終戦日記を読む」にも同年代の女子学生の日記が挙げられています。同様に健気な気持ちが最期になっていて読むと辛くなりますが、この辛さは忘れてはいけないですね。

戦争はいけない、でも国際法では紛争解決の手段として認められれるんだよな。

『少なくとも戦争は、それをしたい人たちがするもので、基本的にみんながしたくなければ決して起きないものだってことを、人類は既に学んでいるはずだ。』（「女王の百年密室」森博嗣）

この記事のコメントに、戦時中に死ぬ奴は、ただの甘えだと書いたひとがいた。 まあ、実際当時を生きていないからどうとでも言えますね。

こういう日記を読むと、北朝鮮に攻撃しろとか安易な気持ちで言えないですな。

日本はこの辛くて苦しい体験をしているのにアメリカに対して家族を返せとか騒ぎ立てないのに、韓国や中国はなぜ日本に無理難題をおしつけて引きずるかな〜

せめてこんな時期ぐらい、自衛官でもない奴が「平和ボケ」だの「○○国が悪いから」だのとしたり顔で戦争を肯定してくれるな。

数多く語らなくていい。戦争はダメってことでいい。なぜ世界中の人たちに伝わらないの？なぜあえて悲しい悲惨な思いをしようとしてるの？