当時、なかなか子供が出来なかった私は、この震災で亡くなられた方のどなたか生まれ直して下されば…と思いました。その年生まれた長男が今年、成人式を迎えました。犠牲者の方々へ黙祷を捧げます。

【一部の報道関係者の方々へ】泣き崩れる遺族を探しては、待ってましたとばかりにカメラを回す…。今年もまた、そうして撮られたものが映されるんですよね。『あなた達が伝えたい事はなんですか？』

当たり前に存在する水道・ガス・電気・交通機関の有り難さを再認識する日。生きてる事は生かされている事、人の命も平和な日常も、災害であっという間に吹き飛んでしまう。一日一日を大切に。

阪神・淡路大震災のときの一番の不幸は村山富市が首相だったこと。自然災害に備えると言っても限度があるわけで、事後の対応のまずさで被害を拡大した部分は反省すべき。こういうときに首相の権限が強い方がいい。

大阪の方も相当揺れたからな。そんな中、親父とオカンは呑気に爆睡している俺を守ってくれた｡箪笥の下敷きになって死んでいたかもしれなかった。面と向かっては恥ずかしくて言えんけどありがとう。

個人的には被災地出身でもない人に当時の政策がどうだ、何が不幸だったとか語ってほしくないなーと思ったり…。犠牲になった方々を、嫌いな勢力を攻撃するためのネタにしないで頂きたいわ。と思う。

あれから２１年が経過、今こうして生きていられることの有難さを改めて痛感

今でもあの日の前夜に見た真っ赤で大きな月は目に焼きついて離れない あの時に感じた妙な恐怖感と違和感があったからこそ、その日の晩は親と一緒に寝たんだったよな…… あれからもう21年か……

日本に現在検討されている「緊急事態条項」に類する規定があれば、もっと多くの犠牲者のいのちを救えたかも知れない。にも関わらずそれを「ナチス」の何のと言葉のマジックで本質をはぐらかした議論にしようとする勢

もちろん忘れてはいないし東日本のことも含めて今後に活かしていかないとね…まずは今日に…黙祷

東日本大震災の事ばかりクローズアップされ、阪神大震災の事は風化され、忘れてた知らないという方も増えてきています。今一度後世の方にしっかりと震災の事を伝え、二度と同じ被害を出さない事が大切です。

21年前、自分は21歳。つい先程まで、導かれるように、東遊園地に立たせていただきました。これからも忘れないという想いを、竹灯籠に点した蝋燭にこめて…。

あの日は揺れよりもその前の地鳴りで目が覚めたと夕べ友達と電話で話してた。21年も経てばもう歴史なのかも知れん。けど教訓が残った。証言も経験も反省点も残った。とりあえず生きること考えよう。

もう21年…。あの日あのとき。こんな経験するなんてな。。何が起きたか分からなかった。今生きてることに感謝。