“中大規模建築の木造化”が新たなトレンドに…“木造”でも鉄筋コンクリート造と同等の構造性能を持つ「CLT工法」を紹介

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2024年05月14日 20:50  TOKYO FM +

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“中大規模建築の木造化”が新たなトレンドに…“木造”でも鉄筋コンクリート造と同等の構造性能を持つ「CLT工法」を紹介
“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMのラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」(毎週土曜7:25〜7:30)。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。5月11日(土)の放送は、株式会社ハヤシ工務店 代表取締役社長 林和義さんに、今注目されている「CLT工法」について伺いました。


林和義さん



佐原:温室効果ガス排出量の少ない“低炭素社会”。経済活動や日常生活における環境配慮によって実現させるために、さまざまな取り組みがおこなわれています。この動きは建築業界も同様で、中大規模建築での木造化がトレンドになっているそうです。そこで今回は、ハヤシ工務店の代表・林さんにお越しいただき、最近の木造建築についてお話を伺います。

林:今年度から森林環境税が施行され、2028年には炭素税(化石燃料賦課金)の導入が予定されています。社会環境は、まさにカーボンニュートラルに向けて大きく動き出している状況です。そのなかで現在、新たにトレンドとなっているのが“中大規模建築の木造化”です。

「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行されたことにより、材料の製造時、建設時にCO2を多く排出するコンクリートや鉄骨などの座礁資産ではなく、“木材”を使用することでサスティナブルな社会を実現する取り組みとして話題になっています。“でも、木材では強度が……”と心配される方もいらっしゃるでしょう。しかし、ご安心ください。木造でも鉄筋コンクリート造と同等の構造性能である「CLT工法」が開発されています。

CLT とは、ひき板を並べた層を縦横交互に重ねて接着した“大判パネル材”を使った工法です。このパネルは耐火・耐震性にも優れているため、鉄骨・鉄筋コンクリート造に加えられる新しい工法として世界的に注目されています。事務所や倉庫、ビル等、新たな建物の木造での建設を考えている方は、弊社がCLT工法の設計・施工としてコンサルいたします。どうぞお気軽にご相談ください。


CLT工法による木造カーショールーム



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5月11日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年5月19日(日)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25〜7:30

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