ダービーデイに出走する“ダービー馬の仔”は何頭いる?

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2024年05月24日 07:30  netkeiba

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親仔制覇を狙うジャスティンミラノ(左)とその父キズナ(撮影:下野雄規)
 東京競馬場では26日(日)に日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)が行われる。GI開催日になると、不思議とそのレースゆかりの血統馬や産駒が勝利を挙げ、「勝った〇〇の父は〇年の皐月賞馬〜」などという実況を耳にすることがある。そこで今回は、ダービー週に東京競馬場で出走する“ダービーゆかりの仔”にスポットをあててみたい。

 JRAで現役産駒がいるダービー馬は01年ジャングルポケット〜19年ロジャーバローズまで16頭。日曜東京では計34頭の産駒が出走する。

 日曜8Rの青嵐賞(4歳上・2勝クラス)は、日本ダービーと同じ芝2400mが舞台。キズナ産駒のアームブランシュ、ドゥラメンテ産駒のコスタレイ、ディープインパクト産駒のファベル、キングカメハメハ産駒のレッドミラージュと、こちらにはダービー馬の仔が4頭出走する。メインに向けて馬場傾向や、血統傾向を見極める意味でも、注目のレースになりそうだ。

 日本ダービーには計8頭、ダービー馬の仔が出走する。いずれも産駒のダービー初Vだけでなく、史上初の親仔三代制覇がかかる一戦。キズナは無敗の皐月賞馬ジャスティンミラノを筆頭に、無傷3連勝でスプリングSを勝ったシックスペンス、京都新聞杯を制したジューンテイクなど5頭の産駒が挑む。また、ドゥラメンテは青葉賞馬シュガークン、若葉Sを勝ったミスタージーティー。レイデオロはサンライズアースを送り込む。

「ダービー馬はダービー馬から」の格言通りに親仔制覇を期待したいが、一方で父の雪辱なるかも注目したい。アーバンシックとレガレイラの父スワーヴリチャード、ダノンデサイルとビザンチンドリームの父エピファネイアは、自身が日本ダービーで惜しくも2着だった。

 父が輝いた舞台で戴冠か、それとも父の無念を晴らすか。ダービー当日は、その息子、娘たちの走りから目が離せない。

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