バルセロナが“レベルアップ”のセルタDFミンゲサに注視! 買い戻し金額は14億円、今後の活躍次第で本格的に検討へ

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2024年09月10日 22:52  サッカーキング

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セルタで大車輪の活躍を見せるDFミンゲサ [写真]=Getty Images
 バルセロナは、セルタに所属するDFオスカル・ミンゲサに注視しているようだ。

 2022年夏に行き着いたビーゴの地で、オスカル・ミンゲサがその才能を開花させている。1999年5月13日生まれの同選手は現在25歳。ラ・マシア出身で、2020年11月にロナルド・クーマン元監督の下でトップチームデビューを果たしたものの、バルセロナで求められるレベルには届かず、最後は構想外という形でクラブを退団。それでも、新天地となったセルタでは徐々に定位置を確保すると、2年目以降は不動のレギュラーに。さらに今シーズンは、ここまでの4試合全てでプレーし2得点3アシストを記録する大車輪の活躍が評価され、スペイン代表にも選出された。

 直接FKを沈めた第3節ビジャレアル戦後に「彼の本当の名前はディヴィッド・ベッカムだ」とスペイン紙『アス』に賛辞を送られたミンゲサに対して、ついにバルセロナが動向を追い始めたようだ。報道によると、右サイドバックが不足しているブラウグラナは、(セルタが『3−4−3』を使用するため)サイドバックではないが、両方のウィングバックとして高いレベルでプレーしている同選手に注視しているとのこと。特に、セルタがミンゲサとの契約延長に向けた話し合いを始めたの受け、さらなる活躍次第では復帰の可否を検討する可能性があることを明らかにした。

 また『ムンド・デポルティーボ』は、セルタとの2026年夏までの現行契約には、2000万ユーロ(約32億円)の契約解除金が盛り込まれているとしつつ、バルセロナが買い戻す場合は900万ユーロ(約14億円)で実行できると指摘。その他、ミンゲサに対する最優先交渉権もオプションとして付帯していることを併せて伝えている。

 バルセロナを出発する際に「監督ごめん。期待されたレベルになくて」という言葉を残したとされるミンゲサ。ラ・リーガで成長を続けること2年、古巣復帰の扉を彼方に捉えた。

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