タレントの松本人志さんが週刊誌の記事で名誉を傷つけられたとして文芸春秋などに賠償を求めた裁判で、松本さんの代理人弁護士はさきほど、訴えを取り下げたと明らかにしました。
「週刊文春」は去年12月、松本人志さんから同意のない性的な行為をさせられたという複数の女性の証言を報じ、松本さんが発行元の文芸春秋などに総額およそ5億5000万円の賠償などを求める訴えを起こしていました。
松本さんの代理人弁護士はさきほど午後5時すぎ、この訴えを取り下げたと明らかにしました。
また、松本さんも代理人弁護士を通じて、「多くの方々にご負担、ご迷惑をお掛けすることは、避けたいと考え、訴えを取り下げることにした」とコメントを発表しました。また、女性らが参加する会合に参加したことを認めたうえで、「不快な思いをされたり、心を痛めた方々がいらっしゃったら素直にお詫び申し上げます」と謝罪しました。
また、週刊文春もさきほど、公式サイトでコメントを発表しました。
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週刊文春は「原告代理人から、心を痛められた方々に対するお詫びを公表したいとの連絡があり、女性らと協議のうえ、被告として取下げに同意することにしました」としています。