
SNSのフォロワー数300万人を誇る人気レシピクリエイター・syun cookingさん。
syun cookingさんが届けるレシピの特徴は「材料4つ以内で完結する」こと。しかも工程が少ないのに初心者でもおいしく作れると大きな話題を読んでいます。
そんなsyun cookingさんは今回、2冊目となる著書『ますます常識やぶりのアイデアおやつ』(大和書房)を出版。本の中には、彼自身のアイデアが詰まったスイーツレシピが100品掲載されています。
今回は、書籍で紹介されているレシピの中から一つをピックアップし、クックパッドニュース編集部のまるやまが実際に作っていきます。
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お菓子作りは完全なる初心者ですが、果たしておいしくできあがるのでしょうか……。
材料3つ! ぷるぷる「コーヒー牛乳パックプリン」を作ってみる
選んだレシピは、表紙にも掲載されている「コーヒー牛乳パックプリン」です。コーヒー牛乳のパックをそのまま使ってプリンを作るので、型いらずなのが楽ちんそう。
それではさっそく作っていきます。
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用意するのはコーヒー牛乳500mlと、グラニュー糖50g、ゼラチン10gの3つです。材料が少ないのは嬉しいですね。
まずはカラメル作り。耐熱容器にグラニュー糖と水大さじ1を入れて混ぜ、電子レンジで2〜3分加熱します。今回は600wで2分30秒チンしました。
レンジから取り出したら、さらに水大さじ1を加え、よく混ぜます。器が熱くなっているので、やけどに注意してください。
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カラメルができたら、あらかじめ洗って乾かしておいた牛乳パックに流し入れます。このとき、パックの側面などにカラメルがつかないよう、丁寧に注いでいきます。
次に、耐熱容器にゼラチンとコーヒー牛乳100mlを入れ、軽く混ぜてゼラチンをふやかします。
別の耐熱容器にコーヒー牛乳400mlを入れ、電子レンジで2分加熱します。
次にゼラチンを混ぜたほうのコーヒー牛乳を電子レンジで30秒加熱したら、先ほど温めた400mlのコーヒー牛乳に加えてよく混ぜます。
最初の工程でパックの底に注いだカラメルがしっかり固まったら、コーヒー牛乳プリン液をすべて流し入れます。これを冷蔵庫に入れ、3時間以上冷やし固めたら完成です!
時間を置き、しっかり固まったので、パックから取り出していきます。うまくできていますように……!
パックの周りを押して少し隙間を作り、上部の余った部分を切り取ってから、パックをひっくり返してお皿にあげると……ツルッとプリンが出てきました!
想像よりもかなりキレイな見た目だし、カラメル部分もしっかりできあがっています。
実際に食べてみると、おなじみの味にカラメルの甘さが合わさって、飲み物とはまた違ったおいしさ! 後味がさっぱりとしてるので、食後のデザートにも良さそうです。
たっぷり大容量なので、3〜4人で分けて食べるのがおすすめです。
アレンジとして、角切りにしたプリンをカフェラテに入れてみました。カフェラテには砂糖を入れなかったので、甘いコーヒー牛乳プリンとの相性がばっちり。大人のデザートに大変身しました。
作る前は「うまくできるかな……」と不安でしたが、実際に作ってみると難しい工程がなく、できあがりもおいしかったので大満足! 自信がついたので、他のレシピも作ってみたいなと思いました。
材料はスーパーで揃う商品ばかりだし、特別な調理器具も必要ないので、お菓子作りに苦手意識がある人もぜひ試してみてくださいね。
※ 耐熱性ガラス容器でカラメルのレンジ調理をした際、容器が破損した事例があります。カラメルのレンジ調理は、容器メーカーより禁止されている場合がありますので、調理の前に取扱説明書を確認しましょう。
『ますます常識やぶりのアイデアおやつ』(大和書房)
SNSフォロワー数300万人超の人気クリエイター・syun cookingさんの最新刊。「第11回料理レシピ本大賞 in Japan 2024」にて、お菓子部門大賞を受賞した『常識やぶりのアイデアおやつ』の第2弾となる本著には“もっともっとアイデアが詰まった”スイーツレシピが100品掲載されています。