前日会見を行ったカブス・今永昇太(撮影=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗) 「健康で明日を迎えられそうなので、そこの最初の責任は果たせそうです」。
シカゴ・カブスの今永昇太が17日、18日に東京ドームで開催されるロサンゼルス・ドジャースとの開幕戦に向けて意気込みを語った。
開幕投手を務める今永は「歴史的な試合になると思うので、その場に立てる事がまず光栄ですし、自信を持ってマウンドに上がりたいと思います」と決意。
「初球何を投げるかを教えるのは、ジャンケンでチョキを出すよと言っているようなものなので。1球目は言えないですけど25球目くらいなら言えます」と報道陣をさらりとかわした。
日本時代はマウンドでクールなイメージ。アメリカでは感情を露わにするシーンや、『Go!Cubs!Go!』を歌ったりと日本にはない一面を見せている。この一年、メンタル面でどんな変化があったのだろうかーー。
「以前までは誰かが期待する自分にならないといけないという風に思っていた自分がいた。そうではなくて、自分が人生を歩んでいる間に野球があるのだから、僕は人生を楽しむべきなのではないかと思って。自分のやりたい事をやる事が一番というのはアメリカに来て感じました」。
MLBという環境によって自分のリアクションを変えた部分はあるのだろうかーー。
「それは多少、頭の片隅にはありましたね。でも感情を出さないことは時に相手へのリスペクトにも繋がるので出さない時もあります。ただ感情を出す事でリグレーのファンが熱狂的になってくれるならそれは非常に良い事。今後もやっていけたらなと思います」。
日本での開幕戦、自分らしくマウンドに上がる。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)