IVE中傷投稿の個人情報流布「父は百度の幹部」中国最大検索サイト副社長が娘の行動を謝罪

韓国6人ガールズグループIVE（アイヴ）のWONYOUNG（ウォニョン）に対する誹謗（ひぼう）中傷の書き込みをした投稿者の個人情報を流出させたのが自身の娘だったとして、中国最大の検索サイト百度（バイドゥ）の謝広軍（シェ・グァンジン）副社長が謝罪した。韓国や中国の複数メディアが伝えた。

中国ミニブログサイトの微博（ウェイボ）では、ウォニョンに対する非難の書き込みを掲載した妊婦の女性らがサイバー攻撃を仕掛けられ、非難に加わった約100人の個人情報が無断で公開され、社会問題となっていた。個人情報を公開した女性は「自分はカナダにいて、警察の通報は怖くない。父親が百度の幹部だ」と自慢していたことも伝えられていた。

韓国メディア「スポTVニュース」は19日「ネットユーザーは『謝広軍』という名前が書かれたオンライン注文書、給与明細書などの写真を捜し出し、該当女性が副社長の娘という事実が知らされた」と報じた。

波紋が広がり、その副社長は18日「13歳の娘がオンラインで誰かと口論した後、感情を抑制できず、海外ソーシャルメディアの自身のアカウントに、他人の個人情報を流布した。父親として他人および個人のプライバシーを保護するよう、適切に教えられなかった。深く罪悪感を感じており、被害を受けた人々に謝罪申し上げる」と謝罪した。