
車は多くの人にとって高額な買い物であり、購入を決める際にはディーラーの接客態度も重要な要素となる。車のディーラーで経験した残念なエピソードが寄せられた。
愛知県在住の40代男性(建築/年収600万円)は、ある輸入車ディーラーを訪れた際の出来事を振り返った。「ハーフパンツにTシャツ」というラフな服装で入店した男性が見積もりを依頼したところ。
「前の客の見積書の個人情報部分を折り曲げこんな感じの金額ですねと言ってきた」
他の客の見積書を流用するとは、あまりに雑な対応だ。さらに店員は「面倒くさそうに、『住所や名前を記入してください』と出してきた」という。(文:天音琴葉)
一人も客がいないのに、「担当者が忙しい。いったん帰ってください」
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そこで男性が職業欄を含む個人情報をすべて記入すると、事態は急変する。
「会社名をみた瞬間、『見積もりを作り直します』と言ってきたので、『他で買う』と言い退店」
職業や会社名で態度をがらりと変える店員から車を買いたいと思うだろうか。
一方、神奈川県在住の男性(70代〜)も、ディーラーでぞんざいな扱いを受けた経験を持つ。「車が古くなったので買い換えよう」と思い、行ったディーラーで「誰も出迎えてくれません」という状況だった。
仕方なく男性が「車、どこへ停めればいいですか」と尋ねると、店員はこちらを見もせず「何処でもいいです」と答えた。
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さらに、車を見たいと伝えても、「今は担当者が忙しいので、後から電話します。いったん帰ってください」と追い返されてしまった。男性は「でも、客なんて誰も居ないし」と、その対応に納得がいかない様子だ。
結局、「もちろん、すぐに帰ってきて、他のメーカーのを買いました」と、そのディーラーでの購入をやめた。
いずれの店も、みすみす販売の機会を逃したことになる。客の見た目で態度を変えるような接客は、店の信用を失うだけだ。
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