【世界リレー】日本は4位、表彰台叶わずも 愛宕「すごく層が厚いチーム」井上「明日からはライバル」と前を向く

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2025年05月12日 06:03  TBS NEWS DIG

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■世界リレー2025(日本時間11日 中国・広州)

【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手

男子4×100mリレーの決勝が行われ、日本代表は38秒17の4位でフィニッシュ。銅メダルのカナダ(38秒11)と0.06秒差で今大会は惜しくも表彰台に届かなかった。

決勝のオーダーは1走に大上直起(25、青森県庁)、2走は西岡尚輝(18、筑波大)、3走に愛宕頼(21、東海大)、アンカーは予選と変わらず井上直紀(21、早稲田大)で挑んだ。

レースを終えたメンバーは悔しそうな表情をみせ、1走の大上は「(決勝)走ると決まってから本当に胃が痛くなるくらい不安で仕方なかったんすけど、いざスタートラインに立つと、本当に楽しめたというかすごくワクワクして、アドレナリンも出て本当に刺激になるレースになったかなと思います」と大舞台でのレースを振り返った。

大学に入学したばかりの西岡は「決勝の舞台から急遽出させていただくことになって、緊張した部分もあったんですけど、正直なこと言うと走る前に足をつりそうになってしまって」と本来の走りが出来なかったをことを悔やみ、「本当にそれも含めて自分の勝負弱さといい、自己管理のなさがまだまだ自分があると思っていて。メンバーに少し迷惑をかけてしまった部分があるので、もっと強い選手になって、世界リレーの借りは世界リレーでしか返せないと思うので。次のリレーの招集に自分も入って、もっといいレースがしたい」とリベンジを誓った。

予選は2走の愛宕は決勝では3走に。「各区間のバトンだったり走りをしっかりとできた。タイムは38秒かかってしまったんですけど、メンバーもまだまだ未経験の僕を含めて世界の決勝の舞台でこの走りができたっていうのは、しっかりと自信持っていいかなとは思います」と今回の経験を前向きに捉え、「すごく層が厚いチームだなと。どこの走順でメンバーが変わっても高いパフォーマンスを発揮できて、すごくいいチームだと思いました」とチームへの誇らしい気持ちも吐露した。

予選に続きアンカーを務めた井上は、「個人のレースではないので、ジャパンを背負っている以上、結果を残さないといけないと思いますし、メダルが取れなかったっていうのはすごく悔しいです」と口にし、メダルまであと一歩だっただけに悔しさを滲ませた。今後の目標としては「個人としては東京世界陸上、100mと400mリレーでの出場を大学の4年間かけて目指してきましたし、今日こういう結果で(代表)6人で世界リレーに出ましたけど、明日からはライバルになって、ここにいない日本にいるメンバーたちとも切磋琢磨して、世界に通用するような力をつけていけたらなと思います」と意気込みを語った。

【男子4×100mR結果】
1位)南アフリカ 37秒61
2位)アメリカ  37秒66
3位)カナダ   38秒11
4位)日本    38秒17
5位)イタリア  38秒20
6位)ドイツ   38秒92
ポーランド DNF
イギリス DNF

※写真は左から大上、西岡、愛宕、井上

このニュースに関するつぶやき

  • 流石決勝はレベル高かったのか? 決勝出る前のレースは凄かったけどね。 日本人が決勝出れるレベルになったことだけでも凄いわ。
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