去就に注目が集まっているハイセン [写真]=Getty Images レアル・マドリードが、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセンの獲得に迫っているようだ。14日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在20歳のハイセンは身長197センチメートルの両利きのDFで、マラガの下部組織から2021年7月にユヴェントスの下部組織に加入。2023年10月にトップチームデビューを飾ると、2024年1月にローマへレンタル移籍をした後、昨年夏にボーンマスに完全移籍を果たした。
今シーズンはここまで公式戦34試合出場で3ゴール3アシストを記録するなど、主力として活躍しているほか、今年3月にはスペイン代表デビューも果たしている。そんなハイセンはボーンマスとの現行契約を2030年6月30日まで締結しているものの、契約には5000万ポンド(約97億円)の解除条項が付随しているため、去就には注目が集まっている。
レアル・マドリードやチェルシー、リヴァプール、アーセナルなどから関心が寄せられていたハイセンだが、今回の報道によると、かねてよりレアル・マドリード行きを望んでいた中で、正式な接触があったことで同選手はレアル・マドリードに移籍することを決断した模様で、個人的な条件でもすでに合意に達していることが報じられている。
なお、移籍金5000万ポンドは変更不可能だが、レアル・マドリードは分割払いを要求していることから、ここだけが唯一の障壁になると見られていたが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、2026年末までに5000万ポンドを支払うことでクラブ間で合意したことを伝えており、ハイセンが今夏にレアル・マドリードに加入することは決定的になっているようだ。