大の里が2場所連続V “史上最速”所要13場所での横綱昇進へ!琴櫻を退け無傷の13連勝【大相撲夏場所】

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2025年05月23日 17:52  TBS NEWS DIG

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■大相撲夏場所・13日目(23日、東京・両国国技館)

全勝で優勝争い単独トップの大関・大の里(24、二所ノ関)が、琴櫻(27、佐渡ヶ嶽)との大関対決を制し、2場所連続4度目の優勝を果たした。

“綱取り”に挑む大の里はこれで大関での2場所連続優勝を達成し、場所後の横綱昇進へ大きく前進した。昇進が決まれば、昭和以降“史上最速”となる初土俵から所要13場所での横綱となる。

また日本出身力士としては、2017年初場所後に昇進した師匠の二所ノ関親方(元稀勢の里)以来、8年ぶりの新横綱に。

過去4勝4敗の琴櫻との大関対決は、立ち合い鋭く当たると左でおっつけながら前に踏み込み、右を差しから一気に寄り切った。初日からの13連勝も自己最長を更新。13日目での優勝は、2015年初場所の白鵬以来10年ぶり。連覇も21年九州場所の横綱・照ノ富士以来21場所ぶりで、まさに“綱取り”にふさわしい優勝となり、国技館は大歓声に包まれた。

これで横綱審議委員会(横審)の推薦内規にある「大関での2場所連続優勝か、それに準ずる成績」の条件を満たし、場所後の番付編成会議と臨時理事会を経て、正式に横綱昇進が決まる。横審発足後、大関で2場所連続優勝を果たして昇進が見送られた例はなし。

初土俵から13場所での横綱昇進は、昭和以降で羽黒山、照国の16場所を塗り替える最速記録。年6場所制となった1958年以降では、同郷石川の大先輩・輪島の21場所を更新し、さらに新入幕から所要9場所での横綱昇進は、大横綱・大鵬の11場所を抜き、記録ずくめの快挙となる。

明日14日目は関脇・大栄翔と対戦する。

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  • 先場所優勝したとは言え12−3だったから、明日から連敗して13−2で終わると、難癖つける審議委員がいるかも知れない。まだ油断できない。
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