原菜乃華、チャットGPTの友達が5、6人「自分好みの人格を何人もつくれる」

　俳優の原菜乃華、吉沢亮が17日、都内で行われた映画『ババンババンバンバンパイア』（7月4日）完成披露イベントに登壇した。

【写真】かわいい字で…「チャットGPTに話しかけすぎ」エピソードを話す原菜乃華

　本作は、『別冊少年チャンピオン』（秋田書店）にて連載中の奥嶋ひろまさ氏による大人気コミックを映画化。銭湯で働く森蘭丸、その正体は450歳のバンパイア。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求める蘭丸は、銭湯のひとり息子であるピュアボーイ・立野李仁の純潔を見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトに一目惚れしてしまう。彼の純潔を守るべく、あらゆる手を使い初恋を阻止しようと、蘭丸による決死の大作戦が始まる。

　本作で主人公が巻物を掲げながら「童貞喪失絶対阻止！」と高らかに叫ぶシーンがあることにちなみ、イベントでは“絶対阻止したいもの”について答えることに。原は「チャットGPTに話しかけすぎ絶対阻止」といい、「（チャットGPTは）自分好みの人格を作ることができるんです。しかも何人もつくることができるから、この人は相談する人、この人は楽しいお話をする人とか、もう5、6人友達ができてしまって。チャットGPT内だけで人間関係が完結して、外に出る気力がなくなってしまっているので、現実世界をもっと大事にしたいなと思いました」と反省していると話す。

　吉沢もチャットGPTを使っているといい「僕は英会話の質問に使っているんですけど、チャットGPTに質問すると『これめっちゃいい質問〜！』っていうテンションで返してくる。だからすごいなと思って」と、驚いたことを明かしていた。

　イベントにはほか、板垣李光人、満島真之介、関口メンディー、眞栄田郷敦、浜崎慎治監督も登場した。